ツイート

「漏れ鍋」は、ロンドンのチャリング・クロス通りにあるとされる、魔法界とマグル界の接点になっている居酒屋（マグルにはこの店は見えない設定になっている）。居酒屋の裏庭がダイアゴン横丁の入口になっています。

12日の会見では、ウッドベリー社長、ハリポタ映画全作の美術を手掛けたスチュアート・クレイグさん、ユニバーサル・クリエイティブのデイル・メイソン副社長の映像が上映され、その中で社長が「漏れ鍋」がダイアゴン横丁の中に建設されることを、正式に発表しました。

クレイグさんは映像の中で「（漏れ鍋）のあちこちを歩いて全てを体験できる素晴らしい機会になるだろう。ビジターが見上げられるように、天井にもこだわることができた」と、居酒屋の細部までこだわっていることを強調。ウッドベリー社長も「360度全方位が体験できる」と太鼓判を押しています。

このほか、新たに導入されるホグワーツ特急について、メイソン副社長は「キングズ・クロス駅からホグズミードへの旅の中で、ハリーはロンやハーマイオニーと出会った。ホグワーツ特急は、見事な出来栄えの輝く列車になるだろう。ビジターはそれに乗りホグズミードへ旅立つ」とコメント。

さらにロンドンの街並みについて同副社長は、「ロンドンで降りたら、ビジターはまず素晴らしいロンドンのセットを歩くことができる。ホグズミード村と同じレベルのこだわりで作られているが、山の中の村と都会の街並みなので、この2つは全く違った世界になっている」と説明。

最後に「みなさんが想像するより（ロンドンの街並みは）大きく建設される。（ダイアゴン横丁以外にも）もっと横丁ができるし、お店もたくさんできる。巨大なんだ」と締めくくっています。

なおこの日、新エリア「ダイアゴン横丁」開業にあわせて、米ユニバーサル・オーランド・リゾートのシティ・ウォーク内に、新たに8つのレストランがオープンすることも発表されています。

公開された公式写真を見ると、ロンドンの街並み中には「漏れ鍋」のほか、悪戯専門店の「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」や、夜の騎士バスが登場しています。

米ユニバーサル・オーランド・リゾートの敷地内には、「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」と「アイランズ・オブ・アドベンチャー」という二つのテーマパークが隣接しており、最初のハリー・ポッターテーマパーク（ホグズミードとホグワーツ城）は、「アイランズ・オブ・アドベンチャー」内に開業。

新エリアの「ダイアゴン横丁」は、「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」の中に、2014年夏にオープンします。

新旧二つのテーマパークの間をホグワーツ特急が走り、ビジターはハリーたちと同じようにロンドンの9と4分の3番線から列車に乗り、ホグズミードまでの旅を楽しめます。

2014年後半には、アジアではじめての「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにオープン。その翌年（または2016年）に、ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにもオープンすることが決まっています。

【関連記事】
ハリー・ポッターテーマパーク・USJテーマパークを詳しく知る
ハリー・ポッターテーマパーク写真
USJハリポタテーマパーク写真
USJに建設中のホグワーツ城
米ハリポタテーマパーク新エリアダイアゴン横丁は2014年6月開業？
USJテーマパーク開業が正式発表 　プレスリリース
ハリポタラッピング列車、大阪運行中！