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「ハリー・ポッター」映画全8作をプロデュースしたデイビッド・ヘイマンさんが、ハリウッド・レポーター紙のインタビューで明かしたもの。

同氏は「彼ら（ハリー・ポッター主役3人）は当初、2作だけの契約だった」と明かし、「だからそれからは、毎作品ごとに契約の交渉をしなければならなかった。特に、エマはとても勉強の才能があって、学業を続けることを強く希望していた。他の2人より（ハリポタを続行するか）苦悶していた」と告白。

ギャラでもめたことはなく、「エマと作品ごとに交渉したけど、それは金銭上の問題ではなかった。『自分はハリー・ポッターに参加したいか？』という点について話し合ったんだ。彼女の要求や、彼女にとってどれほど学校が重要かという点について、われわれは敏感にならざるを得なかった。そして聞いてあげる必要があった。われわれ（プロデューサー）の立場は（役者に）指示するのではなく、聞いてあげること。彼女のことをとても尊重したし、勇気づけた。彼女はとても賢いし、これまでもそうだった。ものすごく頭がいいよ」と称賛しています。

また、『賢者の石』と『秘密の部屋』にダンブルドア役で出演し、2002年に帰らぬ人となったリチャード・ハリスさんについては、「彼が病気になったとき、病院に見舞いに行ったことを覚えている。僕に『代役を立てるな。私は戻ってくる』と言ってくれたが、実現しなかった。彼は私の名付け親だった。家族のような存在だった。亡くなって悲しみに暮れたが、先に進まなければならない。だが、彼の後任を誰にすればいいんだ？」と辛い思い出を語っています。