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ヘイマン・プロデューサー本人が米エンターテインメント・ウィークリー誌の取材で明かしたもの。同氏は自身が製作した『ゼロ・グラビティ』のレッドカーペットで、「自分がスピンオフ作品をプロデュースすることになるだろう」と認め、「ジョー（ハリポタ作者J.K.ローリングの愛称）はまだ完成された脚本を（製作陣に）提出しておらず、まだ執筆中だ」と明かしています。

このスピンオフ・シリーズは、ハリーの冒険が始まる70年前のニューヨークを舞台に、魔法省の元役人ニュート・スキャマンダーの物語が描かれます。シリーズ1作目はJ.K.ローリングさんが脚本を執筆することになっています。

ヘイマンさんは「ジョーがこれをやるのは、ひたすら魔法世界を愛し、語りたい物語があるから」と述べ、「ものすごくワクワクしている。彼女はこの世界に戻る必要はないのだが、何かが彼女を引き戻した。今度の話はハリー・ポッターではない。ハリーでもロン、ハーマイオニーでもない。今度の作品はポッターワールドの中にある、別の物語なんだ」と説明しています。

登場する可能性のある魔法動物については、「クィンタペッド（下図参照・毛むくじゃらの危険な肉食動物）とレシフォールド（黒いマントのような生物で、眠っている者の上に覆いかぶさり窒息死させる）は提案しておいたけど」と言いよどみ、「ニュート・スキャマンダーの冒険をたどるストーリーさ」とコメント。

同プロデューサーによると、ローリングさんはスキャマンダーの生みの親なので彼の人生を完璧に知っており、だから彼女に『幻の動物とその生息地』のプロット（話の筋）のアイデアが不足することはないと断言。「私がハリー・ポッター映画を製作していたとき疑う余地がなかったのは、魔法世界に関するジョーの知識は無限だという点。我々が本で読んでいるのは、彼女の知識のほんの表面だけ。彼女は様々なことについて書かれたノートを持っている。彼女に電話して『ドラゴンの血液の6つ目の利用法は何？』と聞くと、すぐ分かるんだ」と驚いています。

さらに「5作目の映画のときは、ブラック家の家系図だったと思うけど、彼女に（家系図が欲しいと）電話したら20分位で家系図のファックスが送られてきた。それには大勢の魔法使いの名前と性別、生没日、結婚相手などが全部書いてあった。彼女は知っていたんだ」と、ハリー・ポッターの世界でJKRが明かしていないことはまだまだ沢山あると述べています。

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EW　[posted at JST 18:00/10/３/2013 © Pottermania　無断転載禁止]