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それによると、ワーナー・ブラザースは『幻の動物とその生息地』だけでなく、『クィディッチ今昔』やその著者の「ケニルワージー・ウィスプ」、クィディッチ・チームの「ウイムボーン・ワスプス」や「ケンメアー・ケストレルズ」、ロンのひいきのチーム「チャドリー・キャノンズ」、『吟遊詩人ビードルの物語』の商標を登録しており、それらの作品も将来映画になるのではないかと見られています。特に５件も商標登録されているクィディッチは、その可能性が高そうです。

『クィディッチ今昔』は、ホグワーツ魔法学校の指定教科書として、『ハリー・ポッターと賢者の石』などに登場している本。ケニルワージー・ウィスプという魔法使い（クィディッチ専門家）が、クィディッチの歴史や世界のチームについて書いた本という設定になっています。
『幻の動物とその生息地』と同様に、J.K.ローリングさんが英国の慈善団体「コミック・リリーフ」に寄付するために実際に執筆し、2001年に出版しました。

ハリー・ポッターのスピンオフ映画を巡っては、『幻の動物とその生息地』がスピンオフ・シリーズとして製作されることが9月12日に発表され、J.K.ローリングさんがその1作目の脚本を執筆することが決まっています。

ハリー・ポッター映画シリーズ全8作は、2001年から2011年に公開され、合計で77億ドル（約7,567億円）という驚異的な全世界興行収入を記録。
しかしシリーズが終わった現在、ワーナー・ブラザースにはこれに代わる作品が見当たらず（先日発表されたバットマンとスーパーマンの共演映画が成功し、たとえシリーズ化されたとしても、クリストファー・ノーラン監督のバットマン・シリーズの代わりになるだけで、ハリポタの穴は埋められない）、ハリー・ポッターのスピンオフ映画製作を決断したのだろうと、フォーブス誌は分析しています（詳しくはこちら）。

ガーディアン紙　NME　[posted at JST 0:00/10/1/2013 © Pottermania　無断転載禁止]