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本作は、『AKIRA』などで知られる大友克洋監督（漫画家）をはじめとする5人のクリエーターによるオムニバス作品。「日本」をテーマに、「固有の文化」、「歴史」、「サブカルチャー」、「未来」を描いた4つの短編アニメと、オープニングアニメーションで構成されています。

これら４つのアニメ『火要鎮（ひのようじん）』、『九十九（つくも）』、『ＧＡＭＢＯ』、『武器よさらば』を監督したのは、それぞれ大友克洋監督、『FREEDOM』の森田修平監督、『鉄コン筋クリート』の安藤裕章監督、ガンダムシリーズのメカデザイナーとして活躍しこれが初監督作品となるカトキハジメ監督。『アニマトリックス』の森本晃司さんがオープニングアニメーションを手掛けています。

今回公開されたのは、各作品のメイン写真とオープニングアニメのイメージ。

また、このキーイメージに先駆け、コラージュアーティスト河村康輔さんとグラフィックデザイナー上杉季明さんによる『SHORT PEACE』のコラボビジュアルも公開。オムニバス映画である『SHORT PEACE』にピッタリだという理由でコラージュという手法が選ばれ、それにマッハ55号の上杉季明さんが彩色を施しポスターとして仕上げました。

河村さんは「GENGA展（2012年に開催された「大友克洋GENGA展」）のときとは違い、今回は5人の監督の作品をひとつにまとめて『SHORT PEACE』という大きなイメージを作らねばならず、それは全く新しい挑戦で凄く楽しかった。最終的に自分の中で今までに無かった新しい物が出来たと思う」と自信たっぷり。

完成したコラボビジュアルに対して大友監督も「今回の二人によるデザインはシンプルで、かつ力強さがある。周りの余白の配分も緊張感があり、文字の置き方やデザインも完璧。」と絶賛のコメントを寄せています。

映画『SHORT PEACE』は7月20日（土）より全国ロードショー。