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『トーキョー・バイス』は、元読売新聞社会部記者で米国人ジャーナリストのジェイク・エーデルスタインさんが綴った、同社勤務時代の回想録。同氏は2008年に除籍された暴力団後藤組の後藤忠政組長（当時）らが米国で受けた生体肝移植手術を米紙でスクープしたことで知られており、本書にもこのスキャンダルが記載されています。

映画では、暴力団への取材方法をはじめ、生体肝移植手術のスクープ、これが原因で暴力団から死の脅迫を受けたことなどが描かれる予定。

監督は歌手テイラー・スウィフトさんの「I Knew You Were Trouble」やリアーナさんの「Diamonds」のミュージック・ビデオを手掛けたアンソニー・マンドラーさん。脚本はJ.T.ロジャーズさんと原作者のジェイク・エーデルスタインさんが担当します。

エーデルスタインさんは現在もオンラインメディアのThe Daily BeastやThe Atlantic Wire、英字新聞のThe Japan Times の記者として活躍中。人身売買廃絶活動を行う非営利団体「ポラリス・ジャパン」のアドバイザーも務めています。2冊目の新作『ザ・ラスト・ヤクザ/The Last Yakuza』は来年パンテオン（Pantheon）社から上梓予定。

映画『トーキョー・バイス』の製作は、2014年初頭から始まります。(日本で撮影があるかは不明。分かり次第お伝えします！）

【ジェイク・エーデルスタイン氏関連記事】
・『トーキョー・バイス』書評（日本語・外部リンク）
・FBI、米国で日本の暴力団幹部の移植手術を幇助（日本語・外部リンク）
・CBS　60ミニッツ（英語・外部リンク）