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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、ホグワーツ魔法魔術学校の教科書として原作に登場した本のタイトル。

魔法省の元職員ニュート・スキャマンダーが在職中に執筆したという設定の本で、魔法生物の定義や幻の動物の解説が書かれています。2001年には、英国の慈善団体「コミック・リリーフ」に寄付するために、J.K.ローリングさんが実際に執筆し出版されました。

新シリーズ映画では、ハリー・ポッターがホグワーツに入学する70年前の魔法界を舞台に、主人公の魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険が描かれます。「ハリー・ポッター」の続きではなく、冒険はニューヨークから始まります。

3部作となることがすでに決まっており、3作ともローリングさんが自ら脚本を手がけます。

新シリーズ製作発表のプレスリリースの中でJKRは、「『幻の動物とその生息地』の映画化は面白いアイデアだと思いましたが、本の作者のニュート・スキャマンダーに会うというアイデアは、他の作家には不可能に見えました。自分が創作した世界に長く生きてきて、それを守らねばいけないと思うし、ニュートのことは既によく知っていました。ハリー・ポッターのコアなファンなら、私が彼のことをとても気に入っていることを知っているでしょう。大好きなキャラクターのひとりであるルーナ・ラブグッドを、ニュートの孫のロルフと結婚させたのですから」と述べ、自分で脚本を書くことにした理由を説明しています。

キャストは明らかになっていませんが、ハリー・ポッター映画全8作のプロデューサー、デイビッド・ヘイマンさんが再びプロデューサーとして参加することが分かっています。

JKRはダニエル、エマ、ルパートと3人で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にカメオ出演したいと希望しており、ダニエル君も前向きなことから、実現する可能性があります。

公開日をめぐっては、ハリー・ポッター映画8作中4作が11月中旬に全米公開されており、過去には『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が『幻の動物とその生息地』と同じ11月18日に公開。大ヒッを記録し２００５年の興収ランキングで１位となりました。


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ハリー・ポッター映画全米公開日
ハリー・ポッターと賢者の石　2001年11月16日
ハリー・ポッターと秘密の部屋　2002年11月15日　
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人　2004年6月4日　←シリーズ最低興収
ハリー・ポッターと炎のゴブレット　2005年11月18日　
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団　2007年7月11日
ハリー・ポッターと謎のプリンス　2009年7月15日
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1　2010年11月19日
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2　2011年7月15日 　←シリーズ最高興収（歴代4位）