ツイート

写真は8月初めにバークシャーにあるキャサリン妃の実家で、同妃の父親マイケル・ミドルトンさんが撮影したもの。これまで英王室で初公開される写真は全てプロのカメラマンが撮影しており、家族が撮るのはこれが初めて。

公開された1枚は、ジョージ王子を嬉しそうに抱いたキャサリン妃と笑顔のウィリアム王子が芝生に座り、その横にゴールデン・レトリバーのティリー（左：鼻が見切れています）と、コッカー・スパニエルのルポ（右）が寄り添っているもの。もう一枚は、笑顔の夫妻とジョージ王子が写っています。夫妻のおだやかな表情が撮れていますが、やや逆光で、顔がよく見えない“残念な”写真になってしまいました(笑)。

写真でキャサリン妃が着ているのは、お気に入りのマタニティ・ブランド「セラフィン Séraphine」の赤紫色のドレス。セラフィンは フランスで教育を受けたデザイナーのセシル・レイノー（Cecile Reinaud）さんが妊婦もファッショナブルにという思いで作ったブランドで、10年前にロンドンに第1号店をオープンするや、ファッション雑誌に取り上げられ、アンジェリーナ・ジョリーやジェシカ・アルバら有名人が愛用。キャサリン妃が公の場で着るようになってから、売り上げが40％アップしたといいます。出産後、実家に里帰りするときも、セラフィンのラベンダー柄のドレスを着ています。

英国では「ケイト効果」でロイヤルベビー関連やマタニティ製品の売り上げが伸びており、ジョージ王子が全世界にお披露目された際に包まれていた小鳥の模様の「Aden+Anaisエイデン アンド アネイ」の おくるみ（ジャングル ジャム）は、写真がインターネットに公開されるや売り上げが9日間で600％もアップし、現在（2013年8月20日）も品切れ状態。

また病院を出る際にウィリアム王子が使った「Britaxと（ブライタックス）」という英国ブランドのベビーシートや、英国の老舗レースブランド「ジー・エイチ・ハート＆サン（G.H.Hurt＆Son）」のレースのおくるみも大ヒット商品に。このほか出産の記念品や玩具、関連本＆DVDなど、専門家はこの夏だけでロイヤルベビーがもたらす経済効果は、3億7300万ドル(約373億円)にのぼると試算しています。

【関連記事】
英キャサリン妃が男児を出産！赤ちゃんがお披露目！名前はジョージに・名前の由来も
キャサリン妃マタニティドレス　スライド写真集（外部サイト：GraziaDaily）