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監督は『マン・オブ・スティール』と同じザック・スナイダーさんで、ヘンリー・カヴィルさんが再びスーパーマンを演じます。恋人ロイス・レーン役のエイミー・アダムスさん、ローレンス・フィッシュバーンさん（デイリー・プラネット紙編集長）やダイアン・レインさん（育ての親）の続投も決定。バットマン3部作を監督したクリストファー・ノーランさんが製作総指揮の一人として参加しますが、同3部作でバットマンを演じたクリスチャン・ベールさんはすでに降板を表明しており、新バットマンの俳優はまだ決まっていません。

デヴィッド・S・ゴイヤーさんとザック・スナイダー監督が共同で脚本を手がけ、現在はプリプロダクションの段階。2014年に製作をスタートし、2015年夏の公開を目指します。

コミック・コンのHホール（最大の会場）でスーパーマンとバットマンの共演が発表されると、会場に詰めかけた6000人以上のファンから割れんばかりの歓声が。脚本はまだ完成しておらず、詳しいストーリーは明かされなかったものの、『マン・オブ・スティール』でスワンウィック将軍を演じたハリー・レニックスさんが、フランク・ミラーさんによる『ダークナイト・リターンズ』の一節を会場で朗読。それは「お前の喉に（今）私の手があることを覚えていろ。お前を倒すただ一人の男を忘れるな」という、バットマンがスーパーマンを倒す際に言い放つ有名なセリフであったことから、続編ではスーパーマンとバットマンの対立が描かれるとみられています。

バットマンとスーパーマンは、DCコミックの世界で長年親友として共闘していましたが、フランク・ミラーさんが1986年に発表した『バットマン・リターンズ』の中では、政治的・思想的に対立する存在として登場。バットマンがスーパーマンを打ち負かしています（バットマンも倒れますが・・）。

『マン・オブ・スティール』は今年6月に全米公開されるや、1億1310万ドルの興行収入を稼ぎ、6月公開作品としては歴代1位を記録。全世界での興行収入はすでに6億2100万ドルを超えています。

ワーナー・ブラザースによるDCコミックの映画化としては、ほかに『ザ・フラッシュ』が2016年、ジャスティス・リーグの作品が2017年に公開予定。