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エンタメ系ニュースサイトのデッドライン・ハリウッドが25日に伝えたもの。それによると、複数の製作スタジオが映画化権獲得に名乗りを上げており、中でもハリー・ポッター映画を製作したワーナー・ブラザースが一歩リードしているとのこと。

J.K.ローリングの長年のパートナーであるニール・ブレア氏が本作映画化権の窓口となっていますが、スポークスマンは「残念だが、我々は『ザ・ククーズ・コーリング』の映画化権の状況について、話すことはできない」と、口を閉ざしています。

『ザ・ククーズ・コーリング』は、ローリングさんがロバート・ガルブレイスという男性のペンネームで書いた犯罪小説。今年4月に出版され、英国版は1500部しか売れなかったものの、批評家や作家の間で高評価を獲得。J.K.ローリングさんが書いたことが7月にスクープされてからは注文が殺到し、急きょ30万部が増刷されました。

米英アマゾンやバーンズ・アンド・ノーブル、USAトゥデイ紙のベストセラーランキングの1位に輝いたほか、ニューヨーク・タイムズ紙でも今週、最新8月4日付のベストセラーリスト「電子と紙の書籍フィクション部門（COMBINED PRINT ＆ E-BOOK FICTION)」で初めて1位を獲得しています。

【J.K.ローリング新作『ザ・ククーズ・コーリング(原題)』購入・予約】表紙が違うだけで英国版も米国版も中身は同じ
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