J.K.ローリング

2001年3月コミック・リリーフへの寄付のため、ハリーの教科書として原作に登場した『幻の動物とその生息地 』と『クィディッチ今昔 』を執筆。さらに2008年12月には児童ハイレベルグループ（Children’s High Level Group＝現ルーモス）支援の目的で『吟遊詩人ビードルの物語 』を出版し、その年の最速販売記録を樹立した。
映画も製作され、全8作すべてが大ヒットし、特に2011年に公開された最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は全世界の興行収入13億2800万ドルを突破し歴代3位（2011年現在）の記録を打ち立てた。



2001年には英国女王からO.B.E.勲章を授与され、2003年にはスペインのアストゥリアス皇太子賞を受賞。このほかレジオンドヌール勲章（2009年）、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞（2010年）を含む数々の賞や勲章を受章（賞）。2008年にはハーバード大学で記念講演を行った。

1990年に母親を多発性硬化症で失ったため、作家になってからスコットランド多発性硬化症協会の後援者として、数々の慈善活動を行っている。自身もルーモス（Lumos、旧児童ハイレベルグループ）を設立し、恵まれない子供を支援している。

2001年に6歳年下の麻酔医ニール・マレーと再婚し、2003年3月に第2子で長男デイヴィッド・マレー、2005年1月に第3子で次男になるマッケンジー・マレーをもうけた。

2011年に「ハリー・ポッター」をインタラクティブに楽しめるウェブサイト「ポッターモア」を開設。2012年3月から同サイトで電子書籍版「ハリー・ポッター」の独占販売を開始した。同年8月にはポッターモアでハリポタ日本語版の販売もスタート。

初の大人向けとなる新作『The Casual Vacancyザ・カジュアル・ベイカンシー』が2012年9月27日に発売された。日本語版『カジュアル・ベイカンシー　突然の空席』は2012年12月1日発売。

2013年4月ロバート・ガルブレイスという別の男性のペンネームで犯罪小説『ザ・ククーズ・コーリング/The Cuckoo's Calling』を出版。

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ポッターモア

*日本版ハリー・ポッターには「英国ブライトンの近くで生まれる」と記載されている書籍があるが、正しくは「ブリストル」。