『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』みなさまのレビュー!
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■藍李さん 10点満点 12回見た
私は今日の時点ですでに12回もPART2を見てるんですが、絶対に泣いてしまいます。いったん泣き止んでもまたすぐに泣き出してしまいます。泣かなかったときはありません。
でもいつも泣くとき、笑いながら泣いてるんです。
フレッドとジョージが話していたところ、ハリーが大広間で話していたところ、マクゴナガル先生や、みんながハリーをかばうところ。先生たちがホグワーツに保護呪文をかけるところ。マクゴナガル先生が「この呪文一度使ってみたかった」と言うところ、ネビルがルーナに「好き」だと言う為にルーナを探していたところ。ハーマイオニーとロンがキスしてるところ、ジニーとハリーがキスしてるところ。スネイプが死ぬところ。スネイプの記憶。フレッドが死ぬところはあの一瞬だけで涙が止まらなくなりました。その後の大広間でのシーンでもっと涙が出て止まりませんでした。そしてその後の禁じられた森でのこと。最後、三人が話しているところ。もうほとんど泣いていました。
最後、19年後のシーンのとき、私のほうがみんなより年下なのに「成長したなあ」っていう気になってしまって、また笑いながら泣いてました。
エンディングに入ったとき、やっと「終わったんだな」という気になったけど、でもやっぱりまた戻ってくるんじゃないかという期待で信じられない気持ちでぐちゃぐちゃな気分にいつも見終わったあとなります。
最後に校長室に行かなかったり、ニワトコの杖を折ったり、パーシーのシーンがなかったり、少し不満に思うところもあったけど、それでも全然満足で帰るときはにっこにこです。もう十分何回も見てるのにまた見たい!って気分になって金欠状態なのに無理してまた見に行く……お金がピンチですけどハリポタだから気にならない!っていうのはハリポタの怖いところです……
10年間、私はまだ学生ですが、ハリーたちと一緒に過ごした学生って感じです。
ハリポタのおかげで私の学生生活は支えられていた部分がいくつもあります。
そんなハリポタはどこかずっと一緒と思っていたので、寂しいですが、でもすごくうれしいです。
またいつか、ハリーたちに会えることを願って私はまだ残っている学生生活を過ごしたいと思います。
ハリー・ポッターは永遠に!
■柚さん 9点 2回見た
前売りを二枚購入していたので、映画は二回見てきました。でもまだ見足りないので、これからあと少なくとも二回は見に行きたいと思っています(笑)
ハリーとは一緒に成長してきたので、そのハリーとのお別れのこの作品は、とても感慨深いものとなりました。小学校低学年の時、親に連れられて賢者の石の映画を見に行ったことが、ハリーポッターと知り合うきっかけとなりました。その瞬間から、ハリーポッターという世界に一目惚れしていました!
同い年くらいだったダンも今やすっかり大人で、それと一緒に成長してきた私も今やすっかり大人になりました。でも、大人になった今でも、この作品はとってもおもしろかったです。
原作は何度も読みつくしているので、流れや設定を理解している身としては映画をきっちり楽しむことが出来ました。
ドビーとのお別れシーンから始まったPart2の映画。前編からの続き、という今までにはない演出の仕方が、さっそくこれは最後の映画なのだということを私に感じさせました。
映画の内容は、今までのようなジェットコースターストーリーではなく、言葉通り最初から最後までクライマックスの連続でした。鳥肌の連続でもありました。
ホグワーツに戻ってきて、懐かしい顔ぶれに会ったり、必要の部屋や大広間などハリーポッターらしい場所がたくさん出てきて嬉しかったです。前作のPart1ではホグワーツの描写がなくて寂しいと思っていたので。
肖像画の裏からハリーたちが登場し、必要の部屋にいたみんながワッと盛り上がるシーンは思わず私も歓声をあげたくなりました。みんながハリーの帰還を嬉しく思っていて、それと同時に最後の戦いへ思いを固めているといった雰囲気がすごく伝わってきました。
その後のスネイプ校長とハリーの対峙も、鳥肌が立ちました。ハリーを攻撃しようとするスネイプの前に立ちはだかるマクゴナガル先生がかっこよすぎました。二人の魔法の戦いがすごくかっこよかったです。ここではスリザリン生まで懐かしい顔ぶれで、パンジーなどみんなが出ていたので嬉しかったです。
セブルスが死ぬシーンは、二回見てもすごく泣けました。原作とは異なる演出の仕方でしたが、セブルスの一途さが出ていて、すごく悲しく、切ないシーンとなっていました。セブルスがリリーを抱きしめて叫ぶシーンは嗚咽が出そうなくらいでした。個人的には原作での「僕を見てくれ」という翻訳の仕方が気に入っていたのですが、映画では「私を見てくれ」
になっていて少し残念でした。映画の流れとしては、突然一人称が「僕」になることを考えたら「私」で妥当だとは思うので、仕方ないとは思いますが。セブルスの記憶を涙で表現したのは、素晴らしい演出だと思いました。
個人的には、ホグワーツを皆で守るシーン、そしてそれが壊されていくシーンが印象的でした。みんなで一丸となってホグワーツを守って、甲冑たちも動き出すのがすごく面白かったです。私たちにとっても思い出深いホグワーツがヴォルデモートの手で壊されていくのも、胸にくるものがありました。
私は3Dで二度見たのですが、やはり3Dで見ることを推薦したいです。ヴォルデモートが灰になるシーンは胸が締め付けられるような感覚になりました。なんやかんやでヴォルデモートのことも好きなので。思わずその灰を掴みたくなったくらいです(笑)
ですが、やはり原作見読者にとってはニワトコの杖の所有者についてなど細かい部分は理解しにくいだろうし、パーシーと和解する感動的なシーンや、フレッドとジョージのシーンなど無くて残念な部分も多くありました。そのため、点数は9点にさせて頂きました。
ハリーポッターは終わってしまいましたが、私はずっとずっと大好きです。これからもずっとずっとこの作品を愛していきたいです。
この作品を作ってくれたJKローリング女史、そして映画製作に携わった皆さん、そしてたくさんの情報をくださったポッターマニアさん!みんなみんなに溢れんばかりのいっぱいのありがとうを送りたいです。興奮と冒険と、そしてたくさんの感動をありがとう!!
私はずっとハリーポッターを愛していきます!!
■ISUKE?さん 9点 2回見た
とっても良かったと思います。
グリンゴッツのトロッコのシーン、
臨場感があって楽しかったです。
滝や金庫が原作どおりに表現されていて、
感動しました。
ハリー達がアバーフォースに会って
その後のネビル登場から、
DAの仲間登場まで、懐かしく思いながら
わくわくして始終顔緩みっぱなしで見ていました!
大広間でのハリーとスネイプ対面は、
オリジナル入ってましたがハリーの発想にびっくりです。
小さくカロー兄弟もいましたね(?)
そしてキングズリー筆頭の騎士団登場は
迫力ありでカッコよかったです。
モリーや先生達が学校に防御を施す場面、迫力ありで感動しました。
マクゴナガル先生のユーモア、とても良かったです。
ルーナがハリーに向かって叫ぶ所は、
いつもと違うルーナの行動や様子になんだか感動できましたね。
秘密の部屋の場面はすごく懐かしかったです。
ロンとハーマイオニーのキスシーンは、
ハリーの目の前で、怒鳴られるのかなと期待していましたが、
それでもピンチを乗り越えた後の
引き寄せられるような感じ(笑)は
思いが通じ合ったのがよく伝わって感動でした。
蛇語がまさかの寝言からで(笑)
橋を爆破からの戦いのシーンは、迫力満点で
原作を知っていてもドキドキハラハラしました。
ラベンダーは死んでしまったのかな?と疑問も。
そしてスネイプの死。
何度も本を読んでいてもやっぱり悲しかったです。
ただ、ナギニは一発でやってほしかったなあと。
痛々しくて。
ハリーが駆け寄り止血(?)をしようと首に触れたのが
感動的でした。
スネイプの過去は、もう少し丁寧に時間をかけて
表現してほしかったですね。
でも、原作通りの、嘆願や涙するシーンはどうなるかなと
思っていたのですが、演技がとても良くて違和感0でした。
蘇りの石のシーンは、泣けましたね。
両親登場もそうですが、リーマスや
シリウスの登場で感動でした。
ベラトリックスの死に方はびっくりでした。
ヴォルデモートとの最期の戦いは、
迫力があって良かったです。
散っていくのはオリジナルでしたが
ぴったりだなと思います。
杖折っちゃってびっくりです。
二度と悲劇は起こらなくなるとは思いますが
タンブルドアに返してあげてほしかったし、
杖も直したらよかったのに、と。
でも、潔くてカッコよかったですね。
本当に終結した感じで。
19年後は、誰がどの人か探すのに必死(笑)
ルーナとネビルを一瞬見た気がしたけど
やっぱり気のせいですかね。意識しすぎて幻覚?
もっと子供たちの絡みが見たかったですね。
でも、良かったです。感動!!
映画は終わっちゃいましたが、
この作品は永遠に自分の中に行き続けますね。
■かよんぬさん 9点 3回見た
7月13日の試写会で1回、個人的に2回の計3回見ました。
ハリー・ポッターシリーズの最後に試写会に行けてとてもうれしかったです。
映画は完成度が高く、とても素晴らしいものでした。原作を読んで想像した通りに映像化されていた部分がいくつもあり、とても楽しむことができました。自分の想像と同じように作られている映画を見ると、とてもうれしく思います。PART2において想像通りだったシーンは、ハリーとダンブルドアが再開した、キングズ・クロス駅のような場所です。
最終章であること、素晴らしい完成度であったことから評価は9点ですが、個人的には物足りないと思う点がいくつかありました。
1、ベラトリックスの金庫への侵入シーン。『双子の呪文』はとても良かったのですが、『燃焼の呪い』が省略されていたのは残念でした。『燃焼の呪い』を映像でどのように表現するのかを期待していたので、少し残念に思いました。
2、ハリーがあまりにもあっさりとレイブンクローの髪飾りを見つけてしまったシーン。レイブンクローの寮でのカロー兄妹との争い(?)がなかったことが残念でした。カロー兄妹をもう少し登場させても良かったのでは、と思いました。
3、フレッドが死んだシーン。私はウィーズリーの双子が大好きなのですが、映画ではフレッドの死があっさりと描かれていたと思いました。フレッドが笑顔のまま死んでいく、というシーンをうまく表現してほしかったと思いました。原作ではとても感動するシーンなので、もっとしっかりやってほしかったです。
4、モリーとベラトリックスの決闘シーン。ベラトリックスが簡単にやられすぎだと思いました。「そんなにあっさり倒されるほど弱くないだろう!」と思ってしまいました。もっと粘って戦ってほしかったです。
5、スネイプが死んだシーン。原作での感動は普段一人称を『吾輩』と呼ぶスネイプが最期に『僕』と呼んだところです。スネイプの過去を彷彿させるようでとても感動したのですが、映画では字幕・吹き替え共に『僕』といっていなかった点が残念でした。私はスネイプが『僕』と言いながら死んでいくところが重要だと思っていたので、それが表現されていなくてショックでした。
物足りなかった点をいくつか挙げましたが、感動したシーンもたくさんありました。
1、スネイプが守護霊の雌鹿を出したシーン。スネイプの守護霊は雌鹿だと知っていたにもかかわらず、実際に映像化されるととても感動してしまいました。スネイプがリリーのことを本当に愛していたということが伝わってくる素敵なシーンでした。
2、大広間にフレッドなどたくさんの亡骸があるシーン。「本当に死んでしまったのか・・・」と思い泣けてしまいました。このシーンは感動、というより悲しくて泣けてしまいました。
3、ハリーが蘇りの石を手に入れたシーン。リリーやジェームズが現れた時はとても感動しました。ハリーの「ずっと一緒にいてくれる?」という問いを聞いた瞬間に涙が止まらなくなりました。
満足した点・満足しなかった点それぞれありましたが、上映中は感動しっぱなしでした。映画の上演中・上演後には1作目からのハリーたちの冒険やみんなの成長が自然と思い出されました。
『死の秘宝PART2』は最終作にふさわしい最高の作品だと思いました。ハリー・ポッターの制作に関わった方々に心からの「ありがとう」を伝えたくなるほどの作品でした。
■愛良さん 9.9点 1回見た
とにかくすごい(≧○≦)
まさに集大成という感じです。
シリーズ最高作といっても良いくらいすばらしかったです!
私は原作をもう何度も読んでいて、映画の内容もかなり知ってたのですが映画の世界
に引き込まれ、ずっとハラハラドキドキしていた約2時間でした。
それに泣いてない時間の方が長いというほど始終泣きっぱなしでした(T-T)(泣きすぎ
で終了後頭がくらくらしてました…笑)
まず、アクションシーンがすごかったです!
グリンゴッツへの侵入と脱出とホグワーツの戦いは圧巻でした!
特にホグワーツの戦いはすごかったです…!
まさに最終決戦…戦場と化したホグワーツで魔法界の運命と皆の命を懸けた戦いは臨
場感があり、迫力満点でした。また、沢山の傷を負い、大きな犠牲を払いながらも戦
い続けるハリーや皆からは勇気をもらえました。
特にマクゴナガルTの生徒や学校を守ろうとする姿や呪文を放つところが格好良かっ
たです!さすがミネルバ!貫禄がありました。マギーさん素敵です!
あと、モリーも格好良かった!
子供を全力で、命懸けで守る親の愛を感じました!
このようにアクションシーンも素晴らしかったですが、私が1番心に残ったのはのが
複雑な人間関係の描写です。
まずは何と言ってもスネイプの隠された過去の場面です…
ここはハリポタ史上最も重要なところの一つだと思い、どのように映像化されるのか
気になっていたところの一つでした。
やはりアランさんはカッコイイですね!そして上手です!
スネイプの複雑な心境や後悔の念が伝わってきました…
「私を見てくれ…」リリーへの思いをと胸に、をハリーの目を見て死んでしまう場面
は悲しく、とても印象的でした…
また、スネイプが死んでしまったリリーを抱きしめ泣く場面は思い出すだけで涙がで
ます…。
リリーへの強い思いや起きてしまった事への深い悲しみ、自責の念などが、私も辛く
なり号泣するほど伝わってきました…
また、マルフォイとハリーの宿敵だけれど微妙な関係(必要の部屋の場面)やマルフォ
イ一家とウ゛ォルデモート軍との関係(一家の逃走等)の描写も良かったです!
あと心に残ったのは蘇りの石の場面です。
あの四人をもう一度見られた事にまず感動し、涙が溢れました…
(私の場合、特にシリウスとルーピンを見られた事が嬉しかった…)
「一緒にいてくれる?」「最後の最後まで」など、四人とハリーのやりとりにもじー
んときました…
ハリー達の強い愛の結び付きを感じました!
他にも懐かしい顔ぶれが総出演していたり、それぞれの成長した姿が見られたり、ド
キドキする展開に組み込まれたユーモアがいくつもあったり…(マクゴナガルの台詞
やシェーマスの爆発ネタ等)
と見所満載でした♪
ただ、少し残念だったのがやはり原作と違う点があった所です。
私的にはダンブルドアの肖像画と話す場面とハリーの不死鳥の杖を直す場面があった
ら良かったのになぁと思いました。
まだまだ書き足りないですが、キリがなくなってしまうのでこれくらいにしておきま
す(笑)
とにかく素晴らしかったです!
これで終わりだと思うととても寂しいですが、
ローリングさんのサイトも10月開設ですしまだまだ楽しみな事が沢山です!
また、映画も見足りないので、あと最低でも二回は行きます!
ハリポタは不滅ですね〜♪
では最後に…
愛と勇気と感動をありがとう!
ハリーポッターよ永遠なれ!
■ヒイラギ
さん 9.8点 5回見た
五回見に行きました。「これが、最後」映画館の壁に大きく貼られているポスターにあるその言葉に、思わず涙ぐんでしまいました。見始めたのは確か小学校の低学年の頃でした。まだ幼いというのに、その頃の私は食い入るように見入ってしまいました。思えばあれが私とハリー・ポッターの運命の出会いでした。それから私は、私自身がハリーと共に成長してきたと思っています。それぐらい私にとって大きな存在でした。
映画は、ヴォルデモートの迫力のあるシーンから始まり、最後まで瞬きをする暇さえないように思えました。いえ、瞬きさえもしたくないぐらい、一秒も逃したくない作品でした。
原作を何度も読んでいるといえど、やはり沢山驚かされました。特にネビルです。最初の頃から回を重ねるにつれ、なんとなく変化は見られたのですが、今作のネビルにはグリフィンドール生ならではの勇敢さが一番見られました。彼は勇敢な男、ネビルとして沢山の重要な、感謝すべきことを成してくれました。ハリーやロン、ハーマイオニーも成長をしてきましたが、それ以外の人たちも内面的に成長しています。最初の頃を思い描くとまた涙腺が刺激されてなりません。
そして何より一番感動して涙が出たのは、皆様もおっしゃる通り、スネイプのシーンでした。原作を読んでいても泣いてしまった場所、映像として見て号泣しないはずがありませんでした。スネイプが、リリーに対する揺らぐことのない愛。そしてその愛がハリーを守るものとなった。幾度年を重ねようとも変わらないリリーへの愛が、リリー本人に伝わって欲しかったと切に思いました。こんなに長い年月が経っても特定の人物を愛せるなんて、と私はとても胸打たれました。そして今までのスネイプのありとあらゆるものが、最後の一言、「私を見てくれ(原作では「僕」)」に全部詰まっているような気がしたのは、きっと私だけではないはずです。リリーの目をもったハリーを通して、今まで彼は何を見ていたのでしょうか。幼く仲が良かった頃の自分とリリーの記憶であってほしいと、願います。
私は前に少しだけ、ハリーの怒りっぽさなどに腹を立てた事がありました。でも、それがハリー・ポッターという一人の人間である、ということを表しているのだということを身をもってしりました。彼だって、始まりは一人の人間だった。だから傲慢さも怒りっぽさもあるのが当たり前なのです。そして彼は沢山の人たちから愛をもらった。愛を知らないヴォルデモート、愛を沢山もらい、自らも愛を与えることを知るハリー。真逆の存在のようで似ている二人の最終決戦は、今までみたことのないほどの迫力でした。まさに最終決戦。まさに、「これが、最後」
10点にしたいけれど、トンクスの妊娠、リーマスの息子に対する喜びようが省略されていたのが残念でならなかったので、9.8点にしてしまいました。本当にごめんなさい。でも、私はあの二人が大好きだったので、テディを含む、ルーピン一家をもっと出してほしかったのです。
魔法界と言うファンタジーな世界を教えてくれ、私たちに夢を与えてくれたのは間違いなく「ハリー・ポッター」シリーズです。生み出してくださった、ローリングさん、演じてくださったキャストの方々、それに関わるハリーポッターの世界を造り出してくださった全てのスタッフさん方には、なんとお礼を言えばよいのか分からないぐらい、感謝、そして尊敬の意を表します。
今までは次がある、次があると思い続けていたので別れが辛いです。ですが、私たちが「ハリー・ポッター」という、大人だけじゃなく子供にも夢を与える素晴らしい、そして偉大な作品があったということを忘れなければ、「ハリー・ポッター」は終わりません。ありきたりな言葉ですが、私たちの心に生き続けているのです。
今まで本当にありがとうございました。私はこれからも、ハリーポッターを愛し続けていくことを誓います。ハリーポッターシリーズの本とDVDは、間違いなく嫁入り道具です。
■羽泪さん 9.5点 2回見た
『ルーモス。われ、よからぬことをたくらむ者なり』
10年間の最後が幕を開けた。
私がハリー・ポッターを好きになったのは3年前。
アズカバンの囚人がTVでやっていた時のことだった。
何気なく見始めたのだったが、見終わる頃にはハリー・ポッターの虜になっていた。
PART2はヴォルデモートとの最終決戦。
ハリーとロン、ハーマイオニーの強い絆と、ハリーを守るために戦い、正義のために戦った人々。
しかし、多くの犠牲者が出てしまい、ハリーは静かに立ちさすことしかできなかった。
この場面は、ものすごく悲しく、そして胸が絞めつけられた。
そして、一番胸が絞めつけられたのが、ゼブルス・スネイプの死だった。
正直に言うと、私はスネイプが嫌いだった。
ハリーを憎み、嫌な先生という印象だった。
しかし、スネイプの過去を見ると、とても悲しくなった。
ハリーの母・リリーを愛し続けた男。
誤った道を歩んでしまった男。
「リリーの目だ」という言葉に、のどの奥から熱いものがこみ上げてきた。
そして何より、物語を盛り上げるクラッシックがとても素晴らしい。
曲がその場面の人々の気持ちのようで、とても伝わってくる。
曲が人々の心を語る、とはこういうことなんだと思った。
私の一番好きな場面は、ハリー達がホグワーツに戻ってくるシーンだ。
ネビルがみんなを驚かすと、次の瞬間みんながワッと歓声をあげる場面。
この場面を見ていると、私も一緒にとても嬉しくなった。
みんなの優しさに微笑み、感動した。
私は、ハリー・ポッターシリーズでたくさんのことを学んだような気がする。
勇気を出す怖さや、信じる心の大切さ、絆の尊さ。
終わってしまうのは、とても残念で寂しくてならない。
しかし、きっとハリー・ポッターは、人々の心の中で生き続けるだろう。
ラストの死の秘宝は、きっと今までハリー・ポッターを好きではなかった人だって涙を流すことだろう。
それくらい、素敵なお話だったと言えると思う。
ダニエル、ルパート、エマ、ありがとう。
そして、10年間お疲れ様。
さよならを言うのは寂しいので、またね。にしておこうと思います。
本当にお疲れ様。
ありがとう。
そしてまた、会えることを願って。
『いたずら完了!ノックス』
■ほのかさん 10点満点 3回見た
今回、壮大のフィナーレを迎えたハリー・ポッターシリーズの最終章、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」シリーズ初の3Dということで、3Dをまず見た後再度2Dで、そして今、吹き替えなしの3Dを計3回見てきました。点数は10点満点です☆
6才だった私が、何も分からないまま映画館へ連れて行かれ見た映画。
それが「ハリー・ポッターと賢者の石」でした。
当時、トロールやフラッフィーすべてにビクビクしながら見ていましたが、今ではハリー・ポッターなら暇さえあれば一人で行くまでになりました(笑)
10年間という長い間、世界中の人々を魅了し続けてきたハリー・ポッターシリーズも今回でついに完結。
「これが、最後。」というCMを見るだけで涙しそうになる私は、最終章を見る前は、楽しみというよりは、終わってしまう・・・という気持ちが大きすぎて、見たいけど見たくないという複雑な心境でしたが、無事最終章を見届けることができました。
名残惜しい気持ちもありますが、それ以上にこの作品が与えてくれた感動は素晴らしい物でした。
シリーズ最強の最高傑作です!!
グリンゴッツのドラゴンに乗り逃げるシーンやホグワーツでの戦闘シーンの迫力はこれまで以上に凄まじくハラハラドキドキがとまらず手に汗握るシーンとなっていました。映像が加わることで原作以上の仕上がりになっていたと思います。
こういった戦闘シーンも良いのですが、今回の見どころは何と言ってもアラン・リックマン演じるセブルス・スネイプ先生のストーリーではないでしょうか。セブルスの悲しげな表情は最後まで笑みを浮かべることなく、ハリーの目の前で真実を残しこの世を去っていってしまいます。その時流す涙と切なくも安らかな表情は今でも忘れられません。
この複雑な心情をうまく表現しているアランさん、本当に素晴らしい。迫真の演技です。
また、襲撃後のポッターの家に行き、倒れているリリーを見つけ強く抱きしめ嘆くシーンはいつ思い出しても涙があふれてきます。
蘇りの石のシーン、マルフォイの心がハリー側へと移り行くシーンは何かグッとくるものがありました。
ハリー・ポッターと死の秘宝PART2は最終章ということもあり戦闘シーンのような重いシーンが多かったのですが、
そこにバランス良くユーモアを散りばめてあって思わず「さすが!」と。
とくにミネルバ・マクゴナガル先生の「この呪文一度使ってみたかったのよ」には思わず笑ってしまいました><
でもこういった細かいところもハリー・ポッターの良さですよね。
またネビル・ロングボトムの活躍も忘れてはいけないでしょう。
あのおどおどばかりしていたネビルの成長ぶりはすごいもので、見ているこちらまで嬉しくなりました。
まだまだキャストさん一人一人について語りたいことが沢山ありますが長くなりそうなのでこの辺で。
「ハリーポッターと死の秘宝PART2」最終章にふさわしい出来になっていると思います。
やはり終わってしまって寂しい気持ちもあるのですが、ハリーポッターを通して夢とか希望とか前に進む勇気がもらえたような気がします。また今改めて、見てよかった!出会えてよかった!と心の底から思っています。
ネビルが言った「ハリーはいつでも僕たちの心の中にいる!」というのは、ハリーポッターファンに向けられた言葉のような気がします。今まで生きてきた人生の半分以上を共に過ごしてきたこの作品。ハリーやハーマイオニーそしてロンの成長とともに私自身、この作品から得るものがたくさんありました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ここで一旦シリーズは終了となりますがネビルの言葉を信じて前に進んでいきたいと思います。
そして、Pottermoreも今からとても楽しみです。絶対に見に行きたいと(笑)
最後にリリーを思い続けたスネイプのように
私もハリーポッターを愛し続けたいと思います。永遠に・・・・
夢と希望をありがとう。
■たーさん 8.8点
やはり最終決戦の地はホグワーツこそふさわしい。
魔法学校の教師たち、生徒たち、そして騎士団。ハリーの仲間が集結して自分の土俵で戦える場所はホグワーツをおいて他にあるまい。学校にあるさまざまな不思議なものに目を輝かせ、厳しい教師たちやフィルチを怖れていた子どもたちが、今はそこにあるものを手足のように活用して最強の敵を迎え撃っている。ハリー・ハーマイオニー・ロン。3人の頼もしい成長は感無量だ。しかしそれ以上に今回は、相変わらず独特な感性で妖精のようにハリーを助けるルーナの活躍、そして箒で暴走してパニックとなり、ピクシーに遊ばれていたあのネビルが真のグリフィンドール生となったことに拍手を贈りたい。
全体の構成としては、PART1で難題が次々と現れてハリーたちを窮地に追い込むが(この時点では欲求不満)、PART2ではそれらが次々と解決されて溜飲を下げる仕組みになっている。しかし、今回の目的が分霊箱を全部破壊してヴォルデモートの息の根を止めることであることは分かりやすいが、原作抜きで映画だけでストーリーを追った場合、作品のタイトルである「死の秘宝」をヴォルデモートがどうやって揃えようとしているのか、ニワトコの杖だけがクローズアップされているが、他の2つはどうなっているのかが分かりにくい。また、決戦の場面では、例え悲しい場面になったとしても、リーマスなどのなじみ深いキャラクターが死闘の末ついに命を落とす場面も描かれていたほうが、それだけ厳しい戦いであることが強調されて良かったのではないかと思われる。
3Dについては、『アバター』ほどの臨場感、迫力は感じなかった(ともにXpanD)。IMAXは観ていないので分からないが、2Dのできるだけ大きいスクリーンで観たほうが視界良好なぶん迫力があるのではないだろうか。それでもどうしてもヴォルデモートの破片を身近に感じたい、という人は3Dでどうぞ。
ともあれ、長かった物語は幕を閉じた。最初の2作品だけならあどけない子どもの冒険ともいえるが、ヴォルデモートの存在が現実化してからは、絶えず「生き残った男の子」としての宿命が重く、暗くのしかかっていた。そんなハリーを最後まで守り、駆り立ててきたものは何だったのか。それはリリーの愛、そしてリリーへの愛であったような気がしてならない。
すばらしい作品に巡り合えたことに感謝と敬意を表して、採点は10点でも良いけれども、何らかの続編への期待を込めて、ハリーたちがパパや母になったことにちなんで8.8点。
■とうふさん 点 2回見た
ハリー・ポッターに対する愛を伝えたくてレビューを書きました。
私は今、大学生なのですが、ハリー・ポッター(以下、ハリポタ)に出会ったのは小学生のときでした。何度読んだか、何度観たか分かりません!!
ハリポタとであって、ファンタジーという分野が好きになりました。
何より、私の支えになった(なっている)作品です。
今は、試験直前なので、今回の映画は今の時点で2回観に行っています。
3Dの字幕と吹き替えを観ました。好きなのは字幕です。吹き替えは、字幕の言葉と違うから、意味合いが変わってしまっていてあまり好きではありませんでした。例えば、アバーフォースの話を聞いた後のハーマイオニーのセリフです。
2回観て、どちらも蘇りの石のシーンで涙を流しました。
切なくて美しいシーンです。ルーピン先生が話す言葉がグッときてしまいました。
また、ウィーズリー家が悲しみに暮れているシーンでもポロッと涙が…。
私は、みんな好きですが、特に、スネイプ先生、ルーピン先生、ルーナが好きです。
だから、彼らの登場シーンは目をじっと凝らして観ていました。でも、1回目に観たときはスネイプ先生の最期は、目を逸らしたくなりました。
(ちゃんと観ましたよ。)
残念だったのが、「リリーの目に似ている」という先生のセリフ。
これは先生の死後に分かるからいいと思うのです。それを死に際に聞きたくなかったです。
反対によかったのが、ところどころくすっと笑えるセリフが入っていたところです。
これ、マクゴナガル先生のセリフに多かったように感じます。
ネビルの成長に感動した1人です。
セリフがかっこよかったし、ヴォルデモートに立ち向かっていったのがすごいです。
ナギニを切るところの叫び声が個人的に好きです。
最後のハリポタ映画なので、楽しみたいと思います。
ハリポタに出会えて本当に本当によかったです。
ありがとう!!
素敵なレビューを有難うございました! |