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グラミー賞は音楽界のアカデミー賞とも言われる世界最高峰の音楽賞。
55回目となった今年、主要４部門のひとつ“最優秀アルバム賞”に輝いたのは、マムフォード＆サンズ の『バベル/Babel』。　同“最優秀レコード賞”（シングル曲。歌手をはじめプロデューサー・エンジニアなど曲に関わった全員に贈呈）は、ゴティエ feat. キンブラの「Somebody That I Used to Know」が獲得しました。

同“最優秀楽曲賞”（シングル曲。作曲者にのみ贈呈）は、ファン.(Fun.）の「We Are Young」、同“最優秀新人賞”もファン.に贈られました。

映画関係では、『ドラゴン・タトゥーの女』が“最優秀映像メディア・サントラ賞”、テイラー・スウィフトが『ハンガー・ゲーム』に提供した「セーフ＆サウンド」が“最優秀映像メディア楽曲賞”を獲得。
81部門にわたる賞全体では、ゴティエ、スクリレックス 、ザ・ブラック・キーズ 、ジェイ・Z＆カニエ・ウェストが、それぞれ最多の3部門を受賞しています。

グラミー賞授賞式ならではの豪華ライブにはテイラー・スウィフトをはじめ、ジャスティン・ティンバーレイク 、フランク・オーシャン 、ミゲル 、ザ・ブラック・キーズ ら人気ミュージシャンが勢ぞろい。話題となっていたブルーノ・マーズ 、リアーナ 、スティング は、ボブ・マーリーのトリビュートで息子ジギー＆ダミアン・マーリーとともにヒット曲 「Could You Be Loved」を熱唱し、最後は司会者LL Cool J がパブリック・エナミーのリーダー、チャックDらと新曲「Whaddup」を披露し、授賞式は終わりました。

グラミー賞効果で、ファン. 、ザ・ブラック・キーズ 、マムフォード＆サンズ のiTunesでの売り上げが放送後に急上昇したと報じられています。

また、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞したアデルがステージに上がった際、ウクライナの悪名高いTVタレント、ヴィタリ・セディウク容疑者が乱入し、逮捕されました。 セディウク容疑者はセレブにいたずらをすることで有名で、昨年モスクワで開催された『メン・イン・ブラック3』のプレミアでは、ウィル・スミスさんにキスしようとしてビンタされ話題に。
同容疑者はこの日、チケットを持たずに入場し（マルーン5のアダム・レヴィーンの席にちゃっかり座り、アダムは床に座っていたとのこと・笑）、アデルの受賞が発表された際、本人に直接お祝いを伝えようと思いつき壇上へ。しかし、プレゼンターのジェニファー・ロペスさんに手で追い払うしぐさをされたため、大人しく退散し、バックステージで取り押さえられました。現在は釈放され、3月に裁判にかけられる模様です。

パフォーマンス動画とおもな受賞リストは以下の通りです。