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スーパーボウルのハーフタイムショーは、毎年ビッグ・アーティストが出演し豪華なショーを披露することで知られており、昨年はマドンナさんが、歌集のニッキー・ミナージュさん、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサーと共演し、世界中の視聴者を魅了しました。（↓動画あり）

今年、黒レザーのジャンプスーツで登場したビヨンセさんは、スモークとともに舞台に登場。盛大に上がる炎をバックに「Love on Top」のオープニングをアカペラで歌うと、「Cazy in Love」、「End of Time」、「Baby Boy」をパワフルに歌い上げました

さらに舞台が暗転すると、事前に噂されていた通り「デスティニーズ・チャイルド」のメンバー、ミシェル・ウィリアムズさんとケリー・ローランドさんが舞台下から現れ、「Bootylicious」、映画『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌で使われた「Independent Women, Pt.1」とメドレー。最後は映画の決めポーズも披露し、観客を興奮の渦に巻き込みました。

ビヨンセさんのソロヒット曲「Single Ladies (Put a Ring On It)」を3人で熱唱すると2人は舞台を去り、残ったビヨンセさんが「Halo」を手を伸ばす観客の前でパワフルに歌い、大がかりな花火とともにハーフタイムショーは終了しました。（↓動画）

これに先立つこと約2週間前、1月21日に行われたオバマ大統領就任式の国歌斉唱で、ビヨンセさんに「口パク」疑惑が浮上。その後のスーパーボウル記者会見では「口パク」したことを認め、「私は完璧主義者で血がにじむほど練習しますが、（就任式では）事前にオーケストラと練習する時間がありませんでした。テレビで生放送されますし、自分にとって最も誇りに思える、とても思い入れのあるショー。天候や遅れなどのリスクを取りたくありませんでした。大統領のことも考えて、事前に録音した歌を使用しました」と明かし、スーパーボウルでは、生で歌うと約束。さらに記者を起立させ、その場で国歌をアカペラで歌いあげました。その宣言通り、この日のショーではパワフルな歌唱力を見せつけました。

現地ではスーパーボウル開催に合わせてさまざまなイベントが行われ、中でもジャスティン・ティンバーレイクさんは2日に米ニューオーリ ンズで行われた『スーパー・ボウル・サタデー・ナイト』に出演。ビヨンセさんの夫のジェイ・Zさんと5年ぶりの新曲「スーツ＆タイ」を披露し、こちらも話題になりました。（↓に動画）

なお、ビヨンセさんのショーが終わり、第３クオーター開始早々に停電があり、試合が３０分以上も中断。ハーフタイムショーが関係しているのではないかと話題になりました(笑)。