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ジョン・クロキダス監督やデイン・デハーンさんら共演者とプレミア上映会に出席したダニエル君。上映後、本作を選んだ理由について、観客から「変わったものが好きという自身の嗜好にマッチしたから、出演を決めたのですか？」と、やや失礼なことを聞かれ、「今朝も『奇妙なものが好きな役者だ』と言われてしまった」と笑いながら告白(笑)。　「本作の様な映画は、関係者全員がこの作品を愛していなければ、制作されることはない。自分はクロキダスとオースティン・バンの脚本が気に入ったから、この役を選んだ」と明かしました。

『キル・ユア・ダーリン』は、ビート族*の中心的存在だったアレン・ギンズバーグやジャック・ケルアックが、まだコロンビア大学の学生だった時代を描いた映画。ダニエル君はゲイ詩人のギンズバーグを演じています。
二人の友人ルシアン・カーによるデヴィッド・カラマー殺害事件を交え、ギンズバーグが酒やドラッグにのめり込んでいき、全裸で男性と関係を持つシーンなどが含まれているとのこと。

*第2次世界大戦後に成人して世相に幻滅し、因習的な思想・芸術・常識的な生活態度に反抗し、奇抜な言動・服装・思想を好む若者のこと。1950年代から60年代にかけて米国を中心に若者文化に影響を与えた。