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『ホビット 思いがけない冒険』は、全米を除いた公開国の合計で1億3820万ドル、また全米を含めた全世界計2億2300万ドルという記録的オープニングを飾り（12/15-16興収　BOXOFFICE.COM調べ）、世界のIMAXでの上映でも1,510万ドルの歴代記録を樹立しました。

全米では、ホリデーシーズンの週末も含む12月の興行収入で映画史上最高のオープニングを記録。しかも、ピーター・ジャクソン監督の前作、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のどのオープニング成績よりも高い数字となりました。

米サイト「シネマスコア」によると、本作は全観客層からAの評価を得、18歳以下の観客からはA＋の評価を獲得するなど、非常に高い評判を得ています。さらに米国では、公開初日の12月14日深夜0時からの上映が、数週間前からチケットが売り切れとなっており、何千人ものファンが一番最初に映画を見ようと列をなしていました。世界各国でも軒並み興業成績第1位を独占しており、日本も『ワンピース　フィルム　ゼット』に次ぐ興業成績第2位と好発進となっています。

【ホビット 思いがけない冒険　主な公開国の成績】（ワーナー・ブラザース発表）
米国：8,477万5,000ドル
英国：1,870万USドル
ドイツ：1,690万USドル
フランス：1,170万USドル
韓国：850万USドル

また、自身の作品に必ずカメオ出演しているピーター・ジャクソン監督が、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続き、本作にもドワーフ役で登場(右写真は、『ロード・オブ・ザ・リング 』1作目のブリー村のシーンに登場した監督。ずぶ濡れで人参をかじっているゴラムではありません・笑)。

なぜホビットでなくドワーフになったのかというエンパイア誌の質問に、「多くの選択肢はなかったんだ。本作に人間の登場人物はいないし、自分が演じられるようなホビットの役もない・・・エルフっていうタイプでもないしね。だからドワーフになるしかなかったんだ」と答えています(笑)。

ドワーフになった感想については、「カメオシーンを撮ったのは、クランクアップの2日前。ドワーフの衣装を着てみて、それがどれほど着心地が悪いか知ったよ。本当にひどかった。そして早い内に着ておかなくて良かったと思ったよ。だってもし着ていたら、俳優に同情し罪悪感を感じてしまっただろうからね」と告白。

ちなみに監督は、はなれ山の近くでドワーフ一族がスマウグから逃げまどうシーンに登場していますが、「変装しているから、誰も僕だとは分からないよ」と断言しています。エンパイア誌の記者も見つけられなかったとのこと(笑)。

『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚を描いた物語。ホビットのビルボ・バギンズ（フロドのおじ）がドワーフたちと経験した、スマウグ退治の冒険が描かれています。

『ホビット 思いがけない冒険』は絶賛公開中！

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