ハリポタ続編「ハリー・ポッターと呪いの子」のキャストが発表！ハーマイオニーは黒人女性

ハリー・ポッター続編舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のキャストが正式に発表され、19年後のハリーをジェイミー・パーカーさん(36)、同ロンをポール・ソーンリーさん（40）、同ハーマイオニーをノーマ・ ドゥメズウェニさん(45)が演じることが分かりました！
UPDATE：こちらにファンとJ.K.ローリングさんの反応をアップしました
J・K・ローリングがハーマイオニー女優への人種差別に怒り！

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本作はヴォルデモートとの戦いが終結した19年後の魔法界を舞台に、37歳になったハリーと、彼の次男アルバス・セブルスの予期せぬ冒険を描く作品。

ハーマイオニーは、映画では白人のエマ・ワトソンさんが演じましたが、舞台版ではアフリカ系英国人のノーマさんが演じることになり、注目されています。

1969年スイス生まれのノーマ・ ドゥメズウェニさんは、子どもの頃に英国に移住。2005年の舞台「日なたのブドウ/ア・レーズン・イン・ザ・サン」で、ローレンス・オリヴィエ賞の助演俳優賞を獲得した実力派女優です。

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」ストーリー、概要、チケット予約方法

闇祓いとして過労気味のハリーを演じるジェイミー・パーカーさんは、オリヴィエ賞受賞作「ヒストリーボーイズ」の舞台（スクリップス役）、映画『ワルキューレ』や数多くのシェイクスピア舞台に出演したことで知られる俳優。

一方、ハーマイオニーと結婚し髪が薄くなってきたロンを演じるポール・ソーンリーさんは、2012年の舞台「レ・ミゼラブル」などに出演した経験があります。

このほかのキャスティングは、後日発表されます。

ハーマイオニーの人種については、原作の中ではハリーやロンらと同様、特に何も記載がないため（黒人生徒には「黒人」と説明がある）白人と見られています。

髪質が黒人を示しているとの向きもあるようですが、彼女の髪は「lots of bushy brown hair」とあり、bushyはカールした（縮れた）髪ではなく、ボサボサ（もじゃもじゃ）の髪のこと。よってこの説は、無理があるかもしれません（彼女が黒人でも、もちろん大歓迎ですが）。原作では、ハリーの髪も時々bushyと形容されています。

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しかし原作の設定が何であれ、今回ハーマイオニーに黒人女性が起用されたことは「白人が当たり前（デフォルト）の人種」という固定観念を覆すもので、ファンやメディアの間で歓迎されています。

ジョージア工科大学のアーロン・カシュタン教授は「白人が基本人種（デフォルト人種）という前提は、（今の時代では）受け入れてもらえない」と語っています。

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子/Harry Potter and the Cursed Child」本公演は2016年7月30日から始まります。

・・・これを機に、黄色人種のキャラクターも増えるといいのですが(笑)。

左からポール・ソーンリー（ロン）、ノーマ・ ドゥメズウェニ（ハーマイオニー）、ジェイミー・パーカー（ハリー）

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ガーディアン紙、Broadway.comなど[posted at JST 17:00/12/21/2015 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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