J.K.ローリング、ハリポタ後初となる子供向け小説を執筆中！

J.K.ローリングさんが現地時間2日、英BBCラジオ２の番組に出演し、「ハリー・ポッター」以来初となる児童書を執筆中であることを明らかにしました！

ローリングさんは、ロバート・ガルブレイスの新作『キャリア・オブ・イーブル』のプロモーションで出演。

パーソナリティのサイモン・メイヨーさんから「もうJ.K.ローリングの名前では書かないのですか？」と聞かれ、次のように答えました。

「書くわよ。いくつか複数の作品を書く予定でいるわ。でもまだ確かな（出版の）日にちは言えないわね。今は忙しいから。」

「映画『幻の動物とその生息地』の脚本―とても楽しんでいるわ―も書いているし。でも絶対にJ.K.ローリングの名前でいくつか書くわよ。たくさんアイデアがあるの」

さらに子供向けは?と質問されると次のように回答し、執筆中であることを明かしました。

子供向けの本のアイデアもあるわよ。とても気に入っているの。その一部を執筆中で、書き上げるつもり。他の大人向けの本のアイデアも色々あるのよ

ローリングさんはハリポタ完結後、小説の中に登場した魔法界の童話集『吟遊詩人ビードルの物語』を執筆、出版しましたが、ハリー・ポッター以外の子供向け小説は、まだ出版したことがありません。

この本が完成し発売されれば、ハリー・ポッター後、初めての児童書となります。

19年後のハリー親子が描かれる舞台「Harry Potter and the Cursed Child/ハリー・ポッターと呪いの子（日本語訳）」については、「私はいつも『（ハリポタ続編を）絶対にやらないとは言わない』って言い続けてきたわ。だって19年後の出来事は頭の中にあるのだから」とコメント。

「でも個人的に『呪いの子』を小説として特に書きたいとは思わない。理由は舞台を見れば分かってくれると思う」

「この舞台は、特別なチームがあったから実現したの。彼らは素晴らしい人たちで、一緒に素晴らしい体験を、観客のために作れると思うわ」と明かしています。

インタビューではハリポタ現象についてもコメントし、「ポッターで起こったこと（世界的な現象）に、とても感謝しているわ。でも私は、ひとりで部屋にこもって、大半の時間を執筆に捧げたいタイプの作家なの。これが楽しいのよ」

「だからロバート・ガルブレイスは（ハリポタと比べて宣伝など）控え目だけど、これぞ執筆っていう感じ。たとえロバートが私だと知られていてもね」と話し、世間に騒がれない方が好みだと答えています。

また、別のペンネームで書く可能性については、「さらなる偽名で書くのは愚か者。そんな時間はないわよ」と一笑に付しました（笑）。

『キャリア・オブ・イーブル』は、JKRがロバート・ガルブレイスのペンネームで書いている私立探偵コーモラン・ストライク・シリーズ第３弾。NYタイムズ書評

ロバート・ガルブレイスことJ.K.ローリング

【USJハリポタ「フォービドゥン・ジャーニー」３Ｄ発表】

【「ハリー・ポッターベストグッズコレクション2015」新宿グッズ＃１】NEW!

J.K.ローリング、ハリポタ後 初となる子供向け小説を執筆中！