ハリー・ポッター、アカデミー賞候補12回も結局無冠のまま！授賞式ではジョークのネタに！- ポッターマニア

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ハリー・ポッター、アカデミー賞候補12回も、結局無冠のまま！授賞式ではジョークのネタに！

シリーズ8作で12回もアカデミー賞の候補となった「ハリー・ポッター」映画ですが、最後まで受賞することなく終わってしまったことに不満の声が出ています・・・。

今年のオスカーでは『死の秘宝 PART2』が美術賞、メイクアップ賞と視覚効果賞の3部門にノミネートされ、2004年の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作完結編『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』の11部門制覇とまでいかなくても(笑)、最終作ということで何かしらの賞を期待していましたが・・結局無冠のまま。

第84回アカデミー賞授賞式で唯一「ハリー・ポッター」の名が出たのは、視覚効果賞の発表の際に司会のビリー・クリスタルさんが「ハリー・ポッター・シリーズは77億ドルも稼いだが、払った所得税はたったの14％。面白いね（儲けたのはワーナー・ブラザースだけだという皮肉）」という、敬意のかけらもないブラック・ジョークを放ったときだけでした。

これにはMTVも、「万人に愛され、映画史に残る興収を上げた作品に対するはなむけの言葉にしては、余りにもひどい」と批判。今週のTalk Nerdyでハリー・ポッターシリーズをトリビュートするとしています（動画は日本では視聴不可）。

アカデミーのハリー・ポッター軽視にはキャストからも疑問の声が上がっており、ダニエル君はかつて「（選考は）かなり俗物的だよね。がっかりしたよ。自分が（アカデミー賞を）気にかけるとは思っていなかったけど、（10年間）時間をかけたことに対して、何か評価されていたら嬉しかったのに」と不満を表明。ルーナ・ラブグッドを演じたイバンナ・リンチさんも、授賞式後に「あぁぁぁぁ！ムカムカする・・いまいましいマグルめ」と受賞できなかった苛立ちをツイートしています。

しかし、たとえ「平均年齢62歳・白人94%・男性77%」という偏った高齢会員5,765人の投票で決まるアカデミー賞に無視されようとも、全世界シリーズ累計興行収入77億ドルは映画史に残る大記録であり、このような賞の威光がなくても、「ハリー・ポッター」が不朽の名作であることは間違いありません。

ダニエル君が以下のCMで述べているように、「ハリー・ポッターは終わっても、魔法は我々の心の中で永遠に生き続ける」のです♪

【さよならジャパン！アリガトウ！　お別れCM・・涙】