『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の音楽を担当したアレクサンドル・デプラさんが、「ヘドウィグのテーマ」が使われなかった理由などについて、仏映画サイトのインタビューで明かしました! デプラさんはジョン・ウィリアムズさんを「20世紀後半における映画音楽の巨匠のひとり」と敬意を表した上で、ジョンさんが作曲したハリポタを代表する「ヘドウィグのテーマ」を『死の秘宝 PART1』に入れなかった理由について、「昨夏このテーマのアレンジ曲を幾つか作ったが、サントラに入れる段になると、どのバージョンも映画に合わなかった。監督もこれに同意し、『PART1』のハリーは無垢なホグワーツの学生を卒業し、現実世界に入った(からふさわしくない)と考えた」と明かしました。しかしそれでも数ハーモニーだけは挿入されているとのこと。 また、『死の秘宝 PART2』では舞台がホグワーツに戻り、ハリーたちトリオは友だちと力を合わせて戦うので、「ヘドウィグのテーマ」は頻繁に聴けるだろうとコメント。「このテーマ曲はハリポタ映画だけで終わらず、永遠に(みんなに愛され)残る曲。本当に素晴らしい」と高く評価しています。 アレクサンドル・デプラさん(IMDb)は、パリ出身のフランス人。フランスで数々の映画・テレビ音楽を手掛けた後、2000年代にハリウッドに進出。『真夜中のピアニスト』の音楽でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞しています。アカデミー賞候補の常連でもあり、『クィーン』を皮切りに、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『ファンタスティックMr.FOX』で3年連続ノミネート。今年のアカデミー賞にも映画『英国王のスピーチ』でノミネートされています♪ もちろん 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の音楽も担当します! 【アレクサンドル・デプラさん 『パート2』メイキング映像】