ハロウィンとハリー・ポッター！[Halloween and Harry Potter]

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ハッピー・ハロウィーン！

本日10月31日はハロウィーンです！

ハリー・ポッターに登場するこの行事について、素朴な疑問にお答えします！

■ハロウィーンとは？■
キリスト教の万聖節(All Saints' Day＝11月1日)の前夜祭のことで、10月31日の夜に行われます。もともとこの日はドルイド教(古代ケルトの宗教)の「サムハイン祭」という収穫祭の前日で、1年の終わりの大晦日に当り、日本のお盆のように、この夜は死者の霊が家に戻ると信じられていました。同時に悪霊や魔女もこの世にやってくると考えられていたため、それを追い払うために火を焚いていました。
キリスト教の伝播とともに、このケルトの祭りはキリスト教に取り込まれ万聖節の前夜祭となり、今でも特にアメリカでは「Jack-o'-lantern（ジャック-オ-ランタン）」と呼ばれるカボチャをくり抜いた提灯を飾ったり、お化けの仮装をする風習が残っています。

■仮装■
10月31日の晩、子供たちは魔女やお化けなどの姿に扮し、近所を回って"Trick or treat!(ご馳走くれないと、いたずらするぞ！)"と言いながら、家の人からチョコレートなどのお菓子や果物をもらいます。お菓子をあげる人は、"I'm scared！(怖いよ！)"と言いましょう。

■英国では？■
ハロウィーンより、11月5日のガイ･フォークス・デーの方がさかん。

■ハリー・ポッターでは？■
なぜかいいことはあまり起こっていません。ハリーが1歳のこの日、ヴォルデモートがゴドリックの谷に現れ、両親を殺害。　
ホグワーツでは毎年この日の午後に”Halloween feast（ハロウィーン・パーティ）”が開催。ハリーが１年生の年はクィレルがこの日学校内にトロールを放ち、ハーマイオニーがあやうく殺されそうになりました。　2年生の時は、ほとんど首無しニックの「絶命日パーティ」が開かれ、「秘密の部屋」の最初の犠牲者が出てしまいます。　3巻のこの日は「ホグズミード週末」でしたが、許可証にサインをもらえなかったハリーは学校に残る羽目に。　4年生の時は、ハロウィーンの晩餐会後に三校対抗試合の代表選手が発表され、ハリーは名前を入れていないのに選ばれてしまい、ロンと仲違いしてしまいました。（5・6巻には記述なし）

■日本では？■
最近では9月中旬頃から、デパートやスーパー、玩具店、ソニープラザや東急ハンズなどで、カボチャ型のランプや置物、ハロウィン用のお菓子、仮装グッズが販売。米国人客の多いスーパーでは、ジャック･オ・ランタン用の大きなオレンジ色のカボチャが店頭に並びます。　日本でもクリスマスやバレンタインデーに次ぐイベントとして急速に広まり、各地で仮装イベントなどがさかんです。

では、Happy Halloween！

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