ロケ地｜映画｜画像｜グッズ｜DVD｜インタビュー｜辞典｜ファンレター｜イベント｜おもしろ

J.K.ローリングのカミングアウト！ダンブルドアはゲイ！

J.K.ローリングさんがニューヨークで行われた朗読サイン会で、ダンブルドアに関してこれまで執筆しながら考えていた胸の内を明かしました。

ファンの質問：「愛の力を信じていたダンブルドアは誰かを愛したことはあるのですか？」

J.K.ローリング：「私の正直な答えは・・・私はずっとダンブルドアをゲイ(同性愛者)だと思っていました[会場が一瞬静かになり、その後拍手喝采]。

ダンブルドアはグリンデルバルドに恋をしたのです。そして彼が(邪悪な)本性を現すとそのことがダンブルドアの恐怖に拍車をかけました。しかしそれ(本性を見抜けなかったこと)は少なからず許されるのではないでしょうか。恋は盲目なのです。

ダンブルドアは自分に匹敵するほどの頭脳を持つ優秀な少年（グリンデルバルド）と出会い、(ヴォルデモートに惹かれた)ベラトリックスのように、彼に強く魅了されたのです。そして彼に残酷に手ひどく裏切られたのです。私はずっと、このようにダンブルドアを見てきました。

実際、最近6作目の映画の台本に目を通しましたが、それにはダンブルドアがハリーに”わしはかつてある少女と親しかったのじゃ。彼女の髪は・・”というセリフがあり(笑)、私はその横にメモを書かなければなりませんでした。”ダンブルドアはゲイです！”と(笑)。　この(ゲイである）ことがこんなにみなさんに喜んでもらえると知っていたら、もっと早く告知したでしょうに！」

この発言に対し、同性愛人権団体のピーター・タッチェル氏は「我々はあらゆる社会に存在しているので、児童文学にゲイが描かれるのはいいことだ。ただ、小説にも書いてほしかった」と歓迎のコメントを発表。　

英米のファンサイトやブログには、「これまで好きだった人物なので頭が混乱している」との驚きのコメントが掲載される一方で、「尊敬され、才能があり、好人物のダンブルドアを同性愛者にすることで、同性愛が悪いものではないことをJ.K.ローリングは強調しているのだ」といった好意的な意見が目立っています。

ちなみにこの日の別の質問に対し、J.K.ローリングは「ハリー・ポッターの本は全体的に見て、寛容を説き偏見をやめるよう願う長い物語になっているのです」と答えています。

また、『死の秘宝』でペチュニア・ダーズリーがハリーと別れる際に言いかけた言葉については「あなたが何と戦っているのかよく知っている。幸運を祈っているわ」と言っただろうと答えています。

【USJ「ハリー・ポッター」開業1周年ゲートオープン・セレブレーション】

【トム・フェルトン２０１５年来日インタビュー（1/2）】　記事

【トム・フェルトン２０１５年来日インタビュー（2/2）】

【USJ「フォービドゥン・ジャーニー」3D化発表イベントSMAPトム・フェルトン出演】記事

J.K.ローリングのカミングアウト！ ダンブルドアはゲイ！

J.K.ローリングのカミングアウト！ダンブルドアはゲイ！