ジュード・ロウ、「ファンタスティック・ビースト」続編とダンブルドアについて語る！

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ロウさんは米バラエティ紙のカバーストーリーの中で、ファンタビ続編について「確かに保留になっているのは知っています」とコメント。

「私の推測では、彼らは『ハリー・ポッター』をテレビ番組として制作しているので、多分そちらに力を注いでいるでしょう。何か（続編の）計画があるという話は、もちろん聞いたことがありません」と明かしました。

続けてロウさんは、若き日のダンブルドア役を引き受けるにあたり、尊敬するローリングさんと2017年にはじめて二人で会ったとし、その時にファンタビ・シリーズにおけるこのキャラクターの全ストーリーについて説明を受けたと告白。 「（だから）私は物語がどうなるか、かなりはっきり分かっていました」と話しました。

さらに、その時に彼女から多くのメモを貰い、その中にはダンブルドアが自身を怪物だと思っていることも含まれていたと回想。
「だからダンブルドアは、ニュートを好きだったのです。ニュートは怪物の世話をしてくれるから」と説明しました。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のダンブルドア

物語の中でダンブルドアは、17歳ごろに闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドと恋に落ち、そのせいでオブスキュラスの妹の世話を怠ったことで、弟アバーフォースと三つ巴の喧嘩に。この最中に、妹のアリアナは命を落としてしまいます。

ロウさんはこれについて「ダンブルドアは、自分の過去のせいで、恋に落ちたがゆえに惑わされた（誤った）と常に罪悪感を感じていたと思います。このことがずっと彼に付きまとっていました。彼は自分の心を信じ、そのせいで自分は愛されるに値しない人間だと思ったのです」と説明。

さらに「ダンブルドアを演じ、彼の並外れた力を本当に感じることで、自分の中に心地よい場所を見つけました」とし、「私は彼の心が好きで、だからこそ彼を演じるのが好きでした。彼の立場に立つのはいつも楽しかったです」と締めくくりました。

書籍『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の中で、ダンブルドアは愛について、

「『神秘部』に一つの部屋がある。(中略)その中には、死よりも不可思議で同時に死よりも恐ろしい力（＝愛）が、人の叡智よりも、自然の力よりもすばらしく、恐ろしい力(＝愛)が入っている」と語っています。

[5巻下37章P656より。静山社松岡佑子訳。カッコ内はポッターマニアが追加]

『死の秘宝 PART1』のダンブルドア(左)とグリンデルバルド(右)

ファンタビ映画シリーズは、第1弾『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が、2016年にスタート。

原作者のローリングさん自身が脚本を共同執筆した本作は、、全世界で興行収入8億1,400万ドルという驚異的な成績を収めました。

しかし続編の『黒い魔法使いの誕生』(2018年)と『ダンブルドアの秘密』(2022年)は賛否両論の評価を受け、日本では好調だったものの、全世界興収はそれぞれ6億5,400万ドルと4億700万ドルに減速。

当初5作のシリーズになる予定でしたが、いまだ続編の話はありません。

主役のニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインさんも先月、ファンタビ続編について聞かれ、「たぶん皆な（ニュートの最後の姿）を見たと思う。とても率直な答えだけど、そう、僕が知る限りではね。つまり、ワーナー・ブラザースやJ.K.ローリングさんたちと話をする必要があるけれど、僕が知ってる限りそれだけだよ。フロリダに（来年）開業するユニバーサル・ワールドで、ニュートがパリで何をしていたのか垣間見ることができるかもしれないね」と、ComicBook.comとのインタビューで語っています。

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のニュート・スキャマンダー（エディ・レッドメイン）

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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

「ハリー・ポッター」のJ・K・ローリング脚本の新シリーズ第1作。エディ・レッドメイン演じる世界中を旅する魔法動物学者が巻き起こす奇想天外な大騒動と大冒険を描く。

魔法使いのニュートは、優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者──。世界中を旅しては魔法動物を研究し、不思議なトランクの中に保護している。ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、ひょんなことから自分のトランクが普通の人間(ノー・マジ)のトランクと入れ替わってしまう！トランクの中から魔法動物たちが逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に！そこで出会う仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる！

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

「ファンタスティック・ビースト」シリーズ第2作。捕らえられていた強大な“黒い魔法使い”グリンデルバルドが逃走する。その一報を受け、魔法動物学者ニュートは、ホグワーツ魔法魔術学校の恩師ダンブルドア先生に呼び出される。

予測不能な危険に立ち向かいながら、ニュートはグリンデルバルドの企みを阻止できるのか。

純血の魔法使いが全世界を支配すべきというグリンデルバルドの思想によって、今、魔法ワールド全体が分断されようとしている。

【「黒い魔法使いの誕生」とハリポタとの繋がりを解説】

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

2022年に公開した「ファンタスティック・ビースト」シリーズ第3作。4月に全国355館、895スクリーンで公開がスタートするや、週末3日間の興行収入が10億を突破するメガヒットを記録。累計興行収入は45億円、累計観客動員数は300万人を突破しました。

日本では、全米を除くインターナショナルの興行収入で、ハリー・ポッターの地元英国を抜き世界トップを記録しました。

ニュート役は前作に引き続きエディ・レッドメインさんが演じたほか、50代のダンブルドアをジュード・ロウさん、グリンデルバルド役をマッツ・ミケルセンさんが演じ、物語を盛り上げています。

【あらすじ】

魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグル(非魔法族)と寄せ集めのデコボコチームを結成！史上最悪の黒い魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう！全ハリー・ポッターファン必見！ホグワーツ城、ホグズミード村、不思議なトランクや可愛い仲間のビーストたちとともに、ますます広がる魔法の世界。そして明かされる、ダンブルドア先生の秘密の作戦とは――！？

Variety 、ComicBook　[posted at JST 0:00/11/8/2024 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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【USJ『ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー完全版』】　記事　先行体験会の模様。アトラクション映像あり

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