ハリポタ作者、「ホグワーツ戦勝記念」に ホームレスやDV被害の支援団体に1億3360万円寄付！

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金額の半分はホームレスに対する支援活動を行っている慈善団体「クライシス（Crisis）」に、残りの半分は家庭内暴力の被害者を支援する団体「レフュージ（Refuge）」に贈られます。

ローリングさんの寄付は、5月2日のツイートで自らが発表。

この日（5月2日）はハリー・ポッターの小説の中では、ハリーが闇の魔法使いヴォルデモートに勝利した特別な日。

JKRは（ほぼ）毎年、この日に戦死者を悼むツイートしています。

しかし今年は「今日はホグワーツ決戦の22回目の記念日。正直に言って、今日小説の中の死者について語るのは不適切だと思います。現実の世界では、数えきれない人たちが愛する者を失っているのですから」と投稿。

続けて「今日のこの偉大なる魔法界の勝利の記念日に、私たちやその生活を守るために外で働いている方々について思い巡らせています。私の近親者には3人のキーワーカー（※）がいて、全ての親戚と同様、私は（彼らを）自慢に思う一方で心配し、その板挟みで悩んでいます」と、複雑な心情を吐露。

ホグワーツ最終決戦 時系列まとめ

「このような危機の中では常に、最も貧しい者と最も弱い者が、最も大きな打撃を受けます。ですのでホグワーツ最終決戦の勝利を祝い、100万ポンドの寄付をします。半分はパンデミックの中でホームレスを支援している『クライシス』に、残りの半分は『レフュージ』に。というのも、悲しいことにロックダウン中、家庭内暴力が大幅に増加していますので」と明かしました。

※ポッターマニア注：キーワーカーとは、最低限の社会生活に必要不可欠な仕事の従事者。新型コロナの場合は、医療従事者や郵便、警察、物流、スーパーの従業員など、この大変な時期に働いている人たちのこと。英国では毎週木曜の20時、医療従事者などのキーワーカーのために、国民が一斉に感謝の拍手をしています（Clap For Carers)。

ローリングさんは4月、新型コロナの症状が出たものの、病院が紹介する呼吸法で回復したと報告。

また、新型コロナウイルスで自宅待機をしている人たちを支援するために、新サイト「ハリー・ポッター・アット・ホーム」を開設し、日本語を含む20ヶ国語以上の『ハリー・ポッターと賢者の石』オーディオブックを無料配信しています。

Today's the 22nd anniversary of the Battle of Hogwarts, but I'm going to be honest and say that it feels inappropriate to talk about fictional deaths today. Too many people are losing loved ones in the real world. 1/4

— J.K. Rowling (@jk_rowling) May 2, 2020

BBC　[posted at JST 0:00/5/3/2020 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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