ワーナー・ブラザースは16日夜（日本時間）、ファンタビシリーズ第2作となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のファーストルック写真を公開。1作目に出演していない新キャラクターが含まれているので、くわしく紹介します♪（『ファンタビ』1・２作目とハリー・ポッターのネタバレが少々含まれています）
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ファーストルック写真 左からジュード・ロウ、エズラ・ミラー、キム・スヒョン、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、キャサリン・ウォーターストン、エディ・レッドメイン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、ジョニー・デップ
アルバス・ダンブルドア
この時代（1927年）のダンブルドア（ジュード・ロウ）は、まだホグワーツ魔法魔術学校の校長職に就いておらず、教師として働いています（変身術ではなく闇の魔術に対する防衛術の教師の模様）。
ニワトコの杖がダンブルドアのものになるのは、1945年のグリンデルバルドとの決闘後。ですので、まだ彼本来の杖を使用しています。
クリーデンス・ベアボーンとマレディクタス
エズラ・ミラー演ずるクリーデンスは、1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の最後で、「オブスキュラスを生む者」であることが判明。本作では魔法使いのサーカスの団員として行動します。
そのクリーデンスの隣で怯えた表情をしている女性は、キム・スヒョン演じるマレディクタス（Maledictus）。
これまで彼女の役は「サーカスの花形の女性」としか説明されておらず、今回初めて役名が明かされました（*ポッターマニア注：maledictusは、ラテン語で「呪われた」の意）。
プレスリリースによると、彼女は「自身を動物（ビースト）に変身させる“血の呪い”を持つ女性」だそう。
ポッターモアは「（マレディクタスは）動物もどきとは違っているようです。動物もどきは、自らの意志で変身できますから」と説明しているので、オブスキュラスのように、感情が爆発したときなどに呪いが勝手に発動し、動物に変身してしまうようです。
“血の呪い”はあまり聞きなれない言葉ですが、この呪いに侵された人物がJ.K.ローリングの作品に描かれるのは、今回が初めてではありません。『ハリー・ポッターと呪いの子』に登場したドラコ・マルフォイの妻アストリアの虚弱体質も、「血の呪いblood malediction」のせいだと説明されています（第4幕第4場）。
クリーデンスたちが働く魔法界のサーカスも、実はすでに1作目に「サーカス・アルカナス」という名で、ポスターに登場しています。
上の写真のマレディクタスの足をよく見ると、うろこのようなもので覆われており、ポスターに描かれている「ヘビ少女（snake girl）」が彼女なのかも知れません。
1作目に登場したサーカスのポスター グリンデルバルド扮するグレイブスがその横を通過。サーカスの存在に気づいた？
ミナリマ（MinaLima）による「サーカス・アルカナス」のグラフィックアート。ミナリマのサイトで販売されていましたが、今は削除されています。
ヘビ少女
リータ・レストレンジとテセウス・スキャマンダー
ゾーイ・クラヴィッツ演じるリータ・レストレンジは、ニュートのホグワーツ時代の親友。
1作目には、彼の小屋に飾ってあった写真の女性として登場しましたが、本作では彼の兄のテセウス・スキャマンダーの婚約者になっています。ニュートはまだ彼女のことを愛しているそうですので、三角関係が描かれるのでしょうか・・？
テセウス・スキャマンダーは、有名な戦争の英雄で、英国魔法省の闇祓い局の局長。穏やかなニュートとは違い、野心的で鋭そうな人物です（笑）。
ニュート・スキャマンダーとティナ・ゴールドスタイン
エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者のニュート・スキャマンダーは、本作では『幻の動物とその生息地』の著者として、魔法界で有名な存在になっています。
ティナ（キャサリン・ウォーターストン）は、MACUSA（アメリカ合衆国魔法議会）の闇祓いに復帰しています。
ジェイコブとクイニー・ゴールドスタイン
ニュートの仲間の中で唯一のノー・マジ（魔法が使えない人のこと＝マグル）、ジェイコブ・コワルスキー（ダン・フォグラー）も、本作に再登場。
ティナの自由奔放な妹で開心術士（他人の心から感情や記憶を取り出す能力を持つ魔法使い）のクイニー（アリソン・スドル）と再会を果たします。
ゲラート・グリンデルバルド
ゲラート・グリンデルバルド（ジョニー・デップ）は、ダンブルドアの少年時代の友人かつ恋人で、のちに魔法界を震撼させることになる強力な闇の魔法使い（ハリー・ポッターにおけるヴォルデモートのような存在）。
1作目の最後でMACUSAによって逮捕されましたが、本作では予告通り逃亡。魔法使いによる非魔法族支配という目的のために、仲間を集めています。
手にしている杖は、「死の秘宝」のひとつで、計り知れない力を持つニワトコの杖。のちにダンブルドアのものとなります。
本作では、グリンデルバルドの計画を阻止しようと、アルバス・ダンブルドアがかつての教え子ニュート・スキャマンダーに協力を依頼。行く手に危険が潜んでいるとも知らずに引き受けたニュートは、ますます分断されていく魔法界の中、親しい友人や家族への愛と忠誠心を試されることになります。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の詳しい内容
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、2018年冬公開！
NewsWeek、DigitalSpy CriticalHit[posted at JST 0:00/11/18/2017 ©ポッターマニア 無断転載禁止]
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