マルフォイ父ジェイソン・アイザックス告白 「ルシウス役はやりたくなかった！」

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Digital Spyによると、ジェイソンさんは当初、ルシウスとは違う役でハリー・ポッターのオーディションを受けたとのこと。

当時について「僕がオーディションを受けたのは、ギルデロイ・ロックハートの役。ルシウスではないんだ。（現場で）違う役のセリフを読んでもらえないかと言われた時は、ものすごくイラついたよ」と告白。

「だって僕はその時（2003年の『ピーター・パン』で）フック船長を演じるところだったから。それに子供向けの悪役を2つもやりたくなかった。それでも（オーディションルームの）中に入って（ルシウスのオーディションを受け）、それから帰ったよ」。

「でも僕のエージェントに言ったんだ。『（製作者から）電話が掛かってきても、せっかくですがお断りしますと伝えてくれ。フック船長をやるから』ってね」と当時の様子を回想。

続けて「でもエージェントは『週末の間、もう一度（ルシウス役について）考えてみてくれないか』と言うので、『いや、考えたくない。面白そうだし、うれしくなるような素晴らしい役だけど、子供向けの悪役は2つやらない』と言ったんだ」と、当初はルシウス役を受けるつもりが全くなかったと明かしました。

ルシウス・マルフォイ「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

©Warner Bros. Entertainment Inc.

しかし幸運なことに(笑)、アイザックスさんの家族が役を引き受けるように説得。

「その週末の間、姪や甥、名付け子とその両親ら全員が、僕に電話してきたんだ。みんながみんな、僕にルシウス役を受けるよう勧めるのさ。僕を心配しているのではなく、自分たちが映画のセットに行きたいから！だから仕事を引き受けて、有難いことに、ルシウスを演じたのさ！」と真相を語りました(笑)。

また、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の成功で、他のハリポタ・スピンオフ映画の製作にも期待がかかりますが、それについては「J・K・ローリングは、すばらしい作家。最初から最後まで、脇道に至るまで物語に吸い込まれる。ジョーから『ルシウス・マルフォイのスピンオフ映画がやりたい』という電話が来たら、彼女が言い終わる前に『イエス』と答えて馳せ参じるね。でもあまり期待してないけど(笑)」と話しています。

マルフォイ一家『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

©Warner Bros. Entertainment Inc.

ハリポタの死喰い人ルシウス・マルフォイ役で、さらに知名度が上がったジェイソンさんですが、10月20日米国公開の最新作『デス・オブ・スターリン（原題）/The Death of Stalin』では、第二次世界大戦で自国を勝利に導いたソビエト連邦の元帥、ゲオルギー・ジューコフ役で出演。

スターリンの死後に繰り広げられたフルシチョフらによる権力闘争を描いた作品で、アーマンド・イアヌッチ監督がメガホンを執り、フルシチョフをスティーヴ・ブシェミさんが演じています（どこか喜劇的な香りが・・笑）。

『デス・オブ・スターリン（原題）』　下に予告編あり

またスター・トレックの新TVシリーズ「スタートレック：ディスカバリー」では、U.S.S.ディスカバリー号のガブリエル・ロルカ船長役で出演。

「スタートレック：ディスカバリー」はNetflixで配信中です。

[posted at JST 1:00/10/19/2017 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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