『ファンタスティック・ビースト』レビューが早くも公開！まとめて紹介

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本作は、ハリー・ポッターが生まれる54年前（1926年）のニューヨークを舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描いた作品。

ホグワーツ魔法魔術学校の教科書として原作に登場した『幻の動物とその生息地』の本がベースになっており、原作者のJ・K・ローリングさんがチャリティのために2001年、これを執筆。

このときは動物図鑑のような42ページの本でしたが、今回あらためて映画の脚本として書き下ろしました。

全5作になる予定で、脚本はすべてローリングさんが手掛けます。

監督はハリー・ポッター4作のメガホンを執ったデイビッド・イェーツ監督。主役ニュート・スキャマンダーは 『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞した実力派俳優のエディ・レッドメインさんが演じます。

J・K・ローリングさんと『幻の動物とその生息地』

続編（2作目）もすでにプリプロダクションに入っており、イェーツ監督がメガホンを取ることが決まっています。（その後の作品について、ハリウッド・レポーター紙はイェーツ監督が全作を手掛けると報じていますが、まだ公式には発表されていません。）

2作目の舞台はパリとなり、英国ワットフォードのワーナー・ブラザースのスタジオには、パリのセットが組まれています。

若い頃のダンブルドアとゲラート・グリンデルバルドが登場することも明らかになっており（監督とJKRが告白）、闇の魔法使いグリンデルバルドはジョニー・デップさんが演じます。1作目の舞台の1926年は、ゲラート・グリンデルバルドが最初に台頭した年となるとのこと。

若い頃のダンブルドアとゲラート・グリンデルバルド（ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1より）　二人の関係は？

レビュー

・ガーディアン紙：★★★★★/5点が満点
ぜいたくで凝った、複雑で詳細なエンターテインメント。戦前のニューヨークがみごとにデジタル製作された。

・テレグラフ紙：★★★★/5点が満点
もしかしたら偶然、多分違うだろうが、魔法動物学者の本作は、2016年の最も意外な作品（大作の関連作）となった。

・Timeout：★★★★/5点が満点
ハリー・ポッタースピンオフ1作目は独創的でなつかしい。エディ・レッドメインが新たな、魅力的な魔法使いの主人公を作り出した。

・USウィークリー：★★★/4点が満点
魅力的で楽しめる

・トータル・フィルム誌：★★★/5点が満点
十分なスリルと本物の恐怖

・エンパイア誌:★★★/5点が満点
ハリポタフィルム１〜2作目のように映画の世界を説明する部分が多いが、そういった賭けはJ・K・ローリングの魔法動物たちのお蔭で成功している。

・インディ・ワイヤー： B+
『ファンタビ』は、ティム・バートンの『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、最も満足できるファンタジー時代劇となっている。年末のごちそうのような作品。

・ハリウッド・レポーター紙：点数なし（まずまずのレビュー）
決して完ぺきではないがアクション満載で素晴らしい

・米エンターテインメント・ウィークリー誌： B-
奇妙なほど生気が欠け、ホグワーツの世界ほど深さがないが、２〜５作目に向けての布石的作品なのかもしれない。

Variety BBC　[posted at JST 0:00/11/12/2016 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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