『ハリー・ポッターと呪いの子』劇場周辺で犯罪多発！ファンを守るために警備員が導入

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新作演劇『呪いの子』が上演されているパレス・シアターは、1891年にロヤル・イングリッシュ・オペラ・ハウスとして、ロンドンのウエストエンドに設立された老舗劇場。

由緒あるシアターですが、ウエストエンド地区は犯罪多発地帯で、舞台終了後に（劇場の外で）麻薬中毒者がファンに物乞いをしたり、スリが横行。

事態を見かねた劇場が、犯罪からハリポタファンを守るため、元軍人の警備員数名を雇いました。

捜査員のマークガード氏は「抱きつき強盗、窃盗、物乞い、ダフ屋に対して、安全対策をする必要がある」と分析。

さらに「生活のために殺人をする犯罪者が少なくとも4人、この周辺を歩き回っている。非常に危険なエリアなのに、多くのファンはそれを分かっていない」と、心配しています。

現在は、SQRセキュリティ・ソリューションズから派遣された8名以上のスタッフが警備に当たっており、芝居が終わり観客が帰る時に、窃盗を起こしそうな人や、観客に紛れ込もうとする犯罪者などを見張っています。

芝居を見に来たファンは、警備員の数の多さに驚き、「他の劇場よりずっと警備が厳重だ」と安心しています。

しかしそれでも観劇の際は、スリや抱きつき強盗（背後から首などを絞めて襲う強盗）などに遭わないよう、いつも以上に警戒した方が良さそうです。

『ハリー・ポッターと呪いの子』は、完結編『死の秘宝』のホグワーツ最終決戦から19年後の世界を描いた新作演劇。

魔法省の魔法法執行部長として多忙な毎日を送っているハリーと、偉大な父親にコンプレックスを持っている次男アルバスの父子関係や、アルバスとスコーピウス（ドラコのひとり息子）の冒険、ハリーとドラコの新たな関係など、原作本では明かされていなかった新たな内容が楽しめます。

舞台は批評家に大絶賛され、脚本の書籍も発売。2日で200万部を売る記録的大ヒットとなっています。

『ハリー・ポッターと呪いの子』これだけは知っておきたい全情報

サン紙　[posted at JST 16:00/8/9/2016 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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元軍人の警備員が劇場を監視

監視する警備員

警備員が見回り

舞台が終わった後は、特に要注意

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