ハリポタ作者がアランさんに話した「スネイプの秘密」とは？

ツイート

スネイプを演じたアランさんが、撮影前に作者から彼の詳しいプロフィールを教えてもらっていたことは、インタビューやJKR宛にしたためた手紙の中で明かされています。

ファンから「リックマンさんに何を伝えたのですか？」と聞かれたJKRは「『Always（永遠に）』」のセリフの裏に隠されていることよ」と答え、スネイプのリリーに対する変わらぬ愛について説明したと示唆しました。

スネイプはハリーの母親リリー・エバンズと幼なじみで、子供の頃からリリーを愛していました。

リリーも初めは彼を慕っていましたが、スネイプが彼女の愛を真摯に受け止めなかったため、愛想を尽かし、彼が憎んでいた同級生のジェームズと結婚。

スネイプは、リリーがヴォルデモートに殺害されてからようやく目が覚め、自分のこれまでの生き方を深く後悔、贖罪として二重スパイとなり、ダンブルドアの密偵として働くようになります。

スネイプの愛は彼女の死後も変わらず、彼が出した牝鹿の守護霊（*）に驚いたダンブルドアが「これほどの年月が経っても（リリーを愛しているの）か？」と訊ねると、「永遠にAlways（愛している）」と答えます。

この場面は7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝 』33章「プリンスの物語」に書かれており、読者は初めてこの章で、スネイプがリリーを愛していたこと、これまで敵か味方か分からなかったスネイプがダンブルドア側の人物で、リリーへの愛のためにハリーの守護者となったことなどを知ることになります。

*リリー自身の守護霊も牝鹿。リリーへの想いのため、スネイプの守護霊も牝鹿が出る。

しかしアランさんは、リリーへの愛は知っていても、スネイプのスパイ活動は知らなかったようで、「わたしが聞いたのは、スネイプがロボットではなく人間で、ハリーへの守護のようなものだということさ」と冗談まじりに答え、「でも彼が二重スパイであることは、聞いてなかった」と告白しています。

ローリングさんはリックマンさんの訃報に接し「（ご令室の）リマさんとご遺族にお悔やみ申し上げます。わたしたちは偉大な人物を失ってしまいました」とツイートしていました。

I told Alan what lies behind the word 'always'. https://t.co/NHTJ5J6kxb

— J.K. Rowling (@jk_rowling) 2016, 1月 18

リリーを抱きしめ嘆くスネイプ（ハリー・ポッターと死の秘宝 PART２ ）

©Warner Bros. Entertainment Inc.

ファンの妄想イラスト（笑）

Tumblr

ラーメンをすするスネイプ（笑）

DeviantArt

USWeekly [posted at JST 9:00/1/19/2016 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

【エースJTB「ウィザーディング・ワールド」入場確約券付パッケージ】
【JTB】ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅で購入すると、オフィシャルホテルに宿泊すればパークオープン15分前に入場できるアーリー・パークイン＋1日分のチケット（１デイ・スタジオ・パス）の値段で1.5日分遊べる！さらに入場確約券がセットになった「満喫プラン」も選べる