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J・K・ローリング「いつかハリー・ポッターの世界に戻るかもしれない」

ハリー・ポッター作者のJ・K・ローリングさんが9日、自身の慈善団体「ルーモス」のアメリカ支部の設立を記念し、ニューヨークのエンパイアステートビルの上層部分を、同団体のシンボルカラーにライトアップする点灯式を行いました！

またNBCのニュース番組「トゥデイ」のインタビューの中で、今後のハリー・ポッターの執筆について「絶対無いとは言いません」と、含みを持たせる発言をしています。

「ルーモス」は、恵まれない環境にいる子供や孤児を支援するために、JKRが創設した慈善団体。ハリー・ポッターに登場する杖先に明かりを灯す呪文「ルーモス（光よ）」から命名されました。

ニューヨークを訪れたローリングさんは9日、エンパイアステートビルで「世界には貧困や身体障害、病気などで親から引き離された“孤児”たちが800万人もいます」と援助の必要性を訴え、同ビルの上階をシンボルカラーの紫、ブルー、白の三色に染める点灯式を行いました。

また、NBCの朝のニュース番組「トゥデイ」の司会者マット・ロウアーさんとのインタビューにも出演。

マットさんから「ここ数年カメラの前に出てこないのは、ハリポタ8巻目（続編）を執筆しているからですか？」と単刀直入に聞かれると、「いいえ」ときっぱり否定。

「でもこのように返事をしても、あたかも私が希望を与えたようなコメントにカットされて、誰かがYouTubeに投稿するのでしょうね」と笑い、「残念ながらハリー・ポッターの続編は書いていません。これまで言い続けている通り、ハリーの物語は完結しています・・」と説明しました。

しかしその一方で、「いつも『絶対ない』・・・いえ『絶対ないとは言えない』じゃなくて・・」と考え込みながら、「いつも言っている通り、『絶対に（ハリポタを）書かない』と言うつもりはないの。だって、どうしてそれを言わなければならないのか分からないもの。ハリー・ポッターは私の世界だし、その世界にまた舞い戻るかもしれない。そしてある意味、もう舞い戻っているしね」と、映画の脚本について言及。

「私は・・『幻の動物とその生息地』の脚本を書いているので、だから（魔法界への）扉はいつも開いているのです」と、魔法の世界を完全に捨てていないことを明らかにしました。

しかしながら、「でもハリー・ポッター8作目は―つまりハリー、ロン、ハーマイオニーの次の物語は―起こりそうにないかもしれません。（絶対に）書かないとは言いませんが」とコメント。

最後に「また子供たちのために絶対に執筆するわ。子供のために書くのが好きだから。子供向けの新作を、ルーモスの子どもたちに読むことがあるかもしれないわね」と述べ、新たな子供向け小説の執筆を約束しました。

インタビューの動画は↓で見られます。

・・・ハリポタ続編は出ないかもしれませんが、子供向け新作は楽しみですね！

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J・K・ローリングニュース
J・K・ローリング　プロフィール

エンパイアステートビルでスピーチするJ・K・ローリング

エンパイアステートビルの展望台にて

.@Lumos founder @JK_Rowling lit us purple, blue, light blue & white today to honor her organization's work. #family pic.twitter.com/o9DUx91iD9
— Empire State Bldg (@EmpireStateBldg) 2015, 4月 9

トゥデイ・ショーのインタビュー

NBCのニュース番組「トゥデイ・ショー」マット・ロウアーとのインタビュー最初に１５～５０秒のCMあり

【エンパイアステートビル点灯式】

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