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「ハリポタ」ドラコ役トム・フェルトン、ドキュメンタリーで“アラ還”追っかけファンと交流！コスプレ出待ち体験も

すでにお伝えした通り、映画「ハリー・ポッター」シリーズのトム・フェルトンさん（ドラコ・マルフォイ役）が、ハリポタなどの熱狂的ファンを取材したTVドキュメンタリー「Tom Felton Meets the Superfans/トム・フェルトン・ミーツ・ザ・スーパーファン」が英国で２３日、BBC3で放送されました！（↓にフルバージョンの動画あり）
UPDATE：（3/31）このドキュメンタリーを見たジェイソン・アイザックスさん（ルシウス・マルフォイ役）が、役になりきりトムにツイート。「いい人」になっている息子に苦言を呈しています（笑）。こちらでどうぞ！

「トム・フェルトン・ミーツ・ザ・スーパーファン（トム・フェルトン、熱狂的ファンと面会）」は、トムがハリー・ポッターを中心に、ファンタジーやSF映画・書籍のファンや、ファンイベントを取材したテレビドキュメンタリー。

この番組の製作を決意した理由について「お気に入りのキャラのコスプレをして、ホテルの前で出待ち（サインなどを目的に、役者など有名人が仕事を終えて建物から出て来るのを待っていること）をしている人たちを、いつも不思議に思っていたんだ」と、ファンの心理を解き明かしたいと思っていたことを告白。

番組の中では、彼を10年以上も追っかけ続けている熱狂的な“アラ還”女性ファンのティナ・デービスさん（56）や、ハリポタグッズに1000万円以上費やした太っ腹なスーパーファンと直接対面。ハリポタの共演者ルパート・グリントさん（ロン役）の出待ちを体験するなど、体当たり取材を行いました。

英スウィンドンに住み、トムを追って世界中をついて回るティナさんに関しては「彼女は僕が行く所すべてについてくるんだ。最初に会ったのはパリのプレスツアー。そこで僕を追っかけていることに気づいたんだ。僕のファンで、僕がどこにいるかいつも知っているようだった」と説明。

「『なぜ中年女性が、年下のティーンエイジャーのファンなんだろう』って不思議に思ったよ。好意的な人だとは分かるけど、なぜ僕に会いたいのか、僕に何を望んでいるのか（分からなくて）ちょっとひるむよね」と明かしました。

番組の中では、そのティナさんの自宅をトムが訪問。
ティナさんは「映画『秘密の部屋』の中でハリーに付きまとう、ぬめっとした感じのブロンドの子(git)を見て、彼に注目していこうと思ったのよ。それがドラコ・マルフォイを好きになった始まりね。彼はステキ。彼がスクリーンで成長していくのを目にして、家族みたいに思うようになったわ」と話しています。

彼女は、トムの愛犬が死亡したときに、4時間も出待ちしてお悔やみのカードを渡したこともあったといいます。ちなみにティナさんは既婚で、ご主人も追っかけを認めています。

トム・フェルトン、グリフィンドールに組分けされガッカリ

自宅でトムと話しができたティナさんは、「（たくさん持っていてもまだ）サインが欲しい理由は、彼をもっと近くに感じたいから。（トムとの）小さなつながりなのよ。自分の家のカウチで彼を見ながら普通に会話できるなんて感激だわ」と大喜び。

番組ではほかに、映画でハリーを演じたダニエル・ラドクリフくんやルパートくん、作者のJ・K・ローリングさんとのインタビューも。

ダニエルは「人がハリー・ポッターやそういう映画の熱狂的ファンになるのは安心できるけど、自分の熱心なファンになるのはちょっとね（笑）」と話し、「でも本や映画のシリーズの熱狂的ファンになるのは良いことさ。他の人が不気味だとか間違っていると思っていて、自分に意味を与えてくれるものは、（本当は）大切なものなんだよ」と深いコメントをしています。

一方ルパートは「ファンの頼みは断れないね。ファンから言われたことは、何でもやっちゃうさ」と述べ、ドラッグクイーン（女装のゲイ）に会い女装した時のことを告白。

「彼女の（実際は彼の）小さなアパートに連れて行かれて、同じドラッグクイーンの友人たちに会わされたんだ。断れなかったからね。彼らは僕を女装させ、一緒にベーグルを買いに行ったよ。朝の4時だよ。ハイヒールを履いて羽毛のコートを着させられて、本当にヘンな体験だった」と話しています（笑）。

トムはまた、10万7000ドル（約1300万円）のハリー・ポッターグッズを集めた米国人ファンのスティーヴさんも訪問しインタビューを行っているほか、ストームトルーパーの格好でスター・ウォーズのイベントに参加したり、バットマンの悪役ジョーカーのコスプレを体験。

さらに変装してルパートのブロードウェイ公演の出待ちをし、（お目当ての人に会う）ワクワク感や、（会えるかという）期待、好きな有名人について同じファン同士で話し合う楽しさを体験しています（↓にクリップ動画あり）。

「スポーツや音楽の熱狂的なファンは世間で認められている一方で、映画や本の熱心なファンは不気味だと思われることがあり、見下されていると思う」と不平をもらす場面もありました。

このドキュメンタリーは英国での放送でしたが、監督したトムは、「今年の後半にはインターネットでも公開したい」と述べています。

UPDATE（3/31）ジェイソンさんはルシウス風に、「（ドキュメンタリーを通じて）お前の繊細で優しい一面が、みんなにバレてしまった」と、トムに厳しくお説教。トムもまたそれに応えて、ドラコ風にリプライしています（笑）。@JadeGordon_jpさんが二人の口調で和訳しています。

@jasonsfolly you were too soft with me. Cheers father x
— Tom Felton (@TomFelton) 2015, 3月 26

トム(ドラコ)意訳: どれも父上が『とってもお優しく』、僕を育てて下さった賜物なのではないでしょうか。そんな父上へ、感謝の意を込めて x pic.twitter.com/jArXPkAe9C
— Jade Gordon JAPAN (@JadeGordon_jp) 2015, 3月 26

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©BBC

追っかけ歴10年以上のティナ・デービスさん

トムがティナさんの自宅を訪問

©swindonadvertiser.co.uk

サインに囲まれるティナ・デービスさん

ハリポタグッズに1000万円以上注ぎ込んだスティーヴさん

バットマンのジョーカーのコスプレをしたトム

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