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米ユニバーサル・テーマパーク、ハリポタ効果で第4四半期は30％増収！

米ケーブルテレビ最大手でNBCユニバーサル（ユニバーサルのテーマパークを運営）などを傘下におくコムキャストは24日、2014年10-12月期（第4四半期）と2014年度（1月-12月）の決算を発表し、テーマパーク部門の第4四半期の売上高が、ハリポタ効果で前年同期比30％増の7億3500万ドル（約873億円）になったと発表しました！
またオーランド・リゾートに映画「キング・コング」のアトラクションが復活することも明らかになっています。

発表によると、第4四半期のテーマパーク事業の売上高は、昨年同期の5億6600万ドルから約30％増の7億3500万ドル（約873億円）に。

同部門の2014年度の年間売上高も、昨年の22億ドルから17.3％増の26億2000万ドル（約3112億円）になりました。

同部門の第4四半期の営業活動によるキャッシュフローも、順調に前年同期比約38％増の3億5200万ドルに。2014年度の同キャッシュフローは前年比16.4％増の11億6800万ドルに上りました。（詳しくはこちら）

同社のブライアン・L・ロバーツ会長兼CEOは、好調の理由について「ユニバーサル・オーランド・リゾートに昨年7月にオープンした（第2のハリポタエリア）ダイアゴン横丁が大きく貢献した」と述べています。

さらに「2013年にGM社からNBCユニバーサルの株を取得したのは、我々の歴史の中でも最高の買収のひとつだった」と語りました。

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ユニバーサル・オーランド・リゾートの２つのハリー・ポッター・エリア「ホグズミード村・ホグワーツ城」と「ダイアゴン横丁」は、同パーク内で最も人気のあるアトラクション。

世界初のハリポタテーマパーク「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター（ホグズミード村）」は2010年にアイランズ・オブ・アドベンチャー内にオープン。2014年7月には第2のエリア「ダイアゴン横丁」がグランドオープンしました。

昨年の開業初日は、魔法界の人気ショッピングセンターを一目見よう世界中のハリポタファンが殺到し、グリンゴッツ銀行をトロッコで移動するライド型3Dアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ジ・エスケープ・フロム・グリンゴッツ」の待ち時間は7時間30分（450分）を記録、大きな話題となりました。

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テーマパーク「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、USJユニバーサル・スタジオ・ジャパンに昨年オープンしたほか、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにも建設中です。

コムキャストはさらに、ユニバーサル・オーランド内に映画「キング・コング」のアトラクションを新たに導入すると発表。

詳細は明かしませんでしたが、アイランズ・オブ・アドベンチャーのトゥーン・ラグーンとジュラシック・パーク・リバー・アドベンチャーの間に現在建設中の建物が、このアトラクションになる模様です。

「キング・コング」をめぐっては、1976年にリメイクされた同名映画を題材にしたライド「コングフロンテーション」が1990年6月、同パークにオープン。

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しかし2002年9月にクローズし、その敷地には代わりに「リベンジ・オブ・ザ・マミー・ザ・ライド」が2004年5月にオープンしています。

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写真で見る「ダイアゴン横丁」

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターのシンボルホグワーツ城（2015年2月撮影）

©pottermaniajp

昨年オープンした「ダイアゴン横丁」

©Universal Orlando Resort

キング・コング

©Universal Pictures

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