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未解明だった「ハリー・ポッター」の謎、作者J.K.ローリングが回答！

ハリー・ポッターの英国の版元ブルームズベリー社が現地時間5日、ブックイベント「ハリー・ポッター・ブック・ナイト」を開催し、作者のＪ・Ｋ・ローリングさんがツイッターでこれまで未解決だった３つの謎について答えました！（↓に物語の結末に触れるネタバレあり。ご注意ください）

JKRはまず「ブック・ナイト」についてたくさんのコメントが届いたことに触れ「みなさんのメッセージにとても感動しました。ありがとう X(キス)」と感謝。そして多くの質問の中からこれまで解明されなかった３つを選び、それぞれに回答しました。

【質問１】
フラッフィーは禁じられた森に解き放された後、どうなったのですか？ホグワーツ最終決戦で戦って欲しかった！
*2001年のインタビューでJKRは「（見張りの必要がなくなってからは）禁じられた森に解き放たれ、森で吠えている」と答えていました

【JKRの答え】
「ギリシアに送還されました。ダンブルドアが、禁じられた森ではなく、元々の生息地に戻すことを望んだので」と前言を撤回。

【質問２】
不死鳥の騎士団の本部となったグリモールド・プレイス12番地はなぜマグルの居住区のど真ん中にあるのでしょう？

【JKRの答え】
ブラック家の先祖は、美しい家を強く希望しました。だからそこに住んでいたマグルを「説得」して退去させ、建物に適切な呪文をかけたのです。

【質問３】
マールヴォロ・ゴーントの指輪が破壊されても、蘇りの石が壊れなかったのはなぜ？

【JKRの答え】
石の亀裂は修復不可能です。唯一ダンブルドアだけが、元の（蘇る）魔法をそのままにした状態で、（石の中からヴォルデモートの）魂の破片を取出すことができたのです。

さらにJ.K.ローリングはすでに回答済みの質問にも「#pleaseneveraskmethatoneagain（2度とこれについて聞かないで）」のハッシュタグ入りで次のように返答しています。

【質問】
秘密の部屋でハリーの体に（分霊箱を破壊できる）バジリスクの牙が突き刺さったのに、ハリーの体内の分霊箱が破壊されなかったのはなぜ？

【JKRの答え】
分霊箱は修復不可能な状態まで壊されないといけないの。だからハリーは死ぬ必要があったのよ。

J.K.ローリングはハリー・ポッター完結後も、自身のホームページ「ポッターモア」やツイッターで精力的にハリポタの謎や登場人物の新作短編小説などを発表。
昨年は30代になったハリー・ポッターや、ドラコ・マルフォイ、アンブリッジなどの新作を発表しています。

また、JKR自ら脚本を執筆したハリポタ新シリーズ映画『幻の動物とその生息地』が3部作で製作されることも発表。2015年に撮影が始まります。

なお2014年には「ハーマイオニーはハリーと結婚すべきだった」と発言したとして物議をかもしましたが、実際には「ハーマイオニーとロンは最終的にうまくいくだろう」と結論づけています。

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