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J.K.ローリング、「ハリー・ポッター」で殺したことを後悔したキャラクター明かす！

J.K.ローリング（JKR）さんが、ベストセラー小説「ハリー・ポッター」の中で殺してしまったことを後悔した人物を、公式サイトで明かしました！

その人物とは、ダンブルドアやルーピンといった誰もが知っている主要キャラクターではなく、意外にも、ほとんど登場場面がなかったフローリアン・フォーテスキュー。ダイアゴン横丁のアイスクリーム店「フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリーム・パーラー」の店主です。

JKRは13日に発表したフローリアンの新作の中で、「当初は、『死の秘宝』を探し求めるハリーに与えなければならない手がかりを、フローリアンを通じて渡そうと考えていたので、二人を早い時期に引き合わせました」と述べ、もともとは重要な役割を持つ人物として考えていたと説明。

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しかし「『死の秘宝』の執筆が佳境に入ったところ」でJKRの気が変わり、「手がかりを与える役回りは、フィニアス・ナイジェラス・ブラックのほうがずっとふさわしいように思うようになり、結局（フローリアンを）なんの理由もなく誘拐させ、（死喰い人に）殺させてしまいました」と告白。

「ヴォルデモートに殺された魔法使いはフローリアンが初めてではありませんが、私が後ろめたさを感じるのは彼に対してだけです。なにしろ、ひとえに私の至らなさのせいで、彼はそういう悲惨な運命をたどることになってしまったのですから」と、後悔したことを明かしています。

「ハリー・ポッター」ではおおぜいの人物が殺されましたが、これについてJKRは「死については深く考え執筆しており、作り話のキャラクターであっても軽々しく殺したことはありません。だから（どの死に対しても）死なせたことを後悔はしていません」と2007年のインタビューで話していました。

J.K.ローリングはこの新作を、クリスマスプレゼントとして発表。ほかにもセブルス・スネイプとリリー＆ペチュニア姉妹が生まれ育った町「コークワース」や「漏れ鍋」の新作も掲載されており、これらはすべてポッターモアの「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の中で読むことができます。

「コークワース」は英国の架空の町で、「ペチュニアとリリーのエバンズ姉妹、それにセブルス・スネイプが生まれ育った」場所。「ハリーが（1巻で）おじさん、おばさん、そしていとこのダドリーと一泊したレールヴューホテルもここにあります」と明かしています。

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また、「漏れ鍋」の新作では、「チャリング・クロス通りの建設計画さえまだ存在しないころからある、ロンドン最古のパブ」だと紹介。

「1500年代に建てられた当初は、マグル（魔力のない私たちのような人間のこと）の目にも見えていましたが、国際機密保持法が施行されてから隠蔽呪文がかけられ保護された」と説明。

漏れ鍋の主人が「ガンプの気のいい仲間たち」という非常に不味いビールを開発したことや、19世紀末にチャリング・クロス通りの建設計画が持ちあがった際に、都市計画担当者の何人かには「服従の呪文」が（おそらく）使われ、解体を免れたことなどを明かしています。

このような新作や新情報が23日まで毎日、公式サイトポッターモアに掲載されます。

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