ハリー・ポッターとバレンタインデー！

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バレンタインデーの歴史

バレンタインデーは、3世紀ごろローマで殉教した聖人ヴァレンティヌスの記念日。

当時のローマ帝国では、皇帝クラウディウス2世が、戦意を喪失するという理由で兵士たちの結婚を禁止していました。

しかし、イタリア中部テルニーの司教ヴァレンティヌス(英語読みバレンタイン)は密かに兵士を結婚させていたため捕らえられ、270年(269年の説もあり)2月14日に処刑されてしまいました。

もともと2月14日は古代ローマの豊穣(ほうじょう)祈願祭ルペルカリア(Lupercalia)の前日で、ヴァレンティヌスはこの祭りの生贄(いけにえ)として捧げられたと言われています。

ルペルカリア祭では、祭りの前日（2月14日）に未婚の娘たちの名前が書かれた紙を集めて入れ物に入れ、その翌日に未婚の男性がその紙を引いて、紙に書かれた名前の娘と祭りのあいだ付き合うという習慣がありました。

しかし後年、風紀が乱れるという理由でこの祭りは禁じられてキリスト教の聖人を奉る行事に取って代り、2月14日に殉教した聖人ヴァレンティヌスが行事の守護聖人に選ばれました。

そして次第に、恋人や友人・家族がカードや贈り物を取り交わす日になっていったのです。

欧米のバレンタインデー＆日本との違い

日本では、女性が男性にチョコレートを贈りますが、これはわが国独特の風習。

欧米では愛する人に贈り物をする日とされ、多くは男性が女性にプレゼントします。

米国では、男女のあいだだけでなく、家族や友人間でもカードやチョコレート、キャンディを交換。

英国では、男性が女性に奉仕する日なので、女性にメッセージカードや花束、チョコレート、アクセサリーを贈ったり、レストランや自宅で一緒にディナーを楽しむのが一般的です（もちろん食事は男性が作ります）。

フランスでも、男性が愛する人にチョコレートやバラの花束、アクセサリー、下着などをプレゼントし、レストランなどでロマンチックに過ごし ます。
ですが英国ほど熱心にカードを送る習慣はなく、想いを寄せている人にしかプレゼントをしないので、注意が必要です（米国のようにクラスメート全員にカードを贈るようなことはしません笑）

EUの中でもフィンランドは異なり、この日は「友人の日」とされ、友人と一緒に過ごします。

また昨今では日本でも虚礼廃止、男女の役割の変化などから「義理チョコ」の習慣は衰退傾向にあります。

ハリー・ポッターの中のバレンタイン

「ハリー・ポッター」の中では、バレンタインは２巻『秘密の部屋』で初登場。ギルデロイ・ロックハートが大広間をピンクの花で飾り付け、天井からはハート型の紙吹雪が。

さらにロックハートの配達キューピッドが学校中を巡回し、生徒にバレンタインカードを配達。ハリーはみんなが見物する中で、ジニーが贈ってくれたカードを歌われ、頭の中が真っ白になります。

5巻『不死鳥の騎士団』では、 ハリーとチョウ・チャンがホグズミードで初デート。ですが彼がこの日ハーマイオニーとも会う約束をしていたことを知ったチョウは嫉妬して怒り、二人は喧嘩をしてしまいます・・・。

第6作『謎のプリンス』の映画では、バレンタインデーにロミルダ・ベインが惚れ薬入りのチョコレートをハリーに渡しますが、原作ではクリスマスの前に渡しています。

バレンタインデーのホグワーツ

©Pottermore/JKRowling

愛の妙薬（ワーナー・スタジオ見学ツアー）
©Warner Bros. Entertainment Inc.

WWWのハーマイオニーとジニー　愛の妙薬に興味津々
©Warner Bros. Entertainment Inc.

バレンタインカード

便利な「ハリー・ポッター」バレンタインカード
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ホワイトデー

日本では3月14日をホワイトデーとし、バレンタインデーのプレゼントのお返しとして、男性から女性へキャンディやジュエリーなどを贈ることが期待されています。

この習慣はもともと日本で発生したものですが、アジア諸国や世界でも広がっているようです。

©Warner Bros. Entertainment Inc.

ハッピー・・

バレンタイン・・

デー！

惚れ薬入りのチョコに注意しましょう笑

【ポッターマニアからバレンタインデーのプレゼント♪】
ハリーとハーマイオニー
ハーマイオニーとロン
ハリーとチョウ・チャン
おまけ(笑)