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『ハリー・ポッターと死の秘宝』は当初1本の作品となる予定だったが、実際に本を読んみると削れる部分が少なく、5〜6時間の映画になってしまうことが分かり、2部作になった。
パート1と2の2本を同時に撮影し、撮影期間は18ヶ月に及んだ。(映画大全)
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「7人のポッター」の着替えのシーンの撮影は非常に複雑で、ダニエル・ラドクリフが数えた所、90テイク以上になった。(こちらの記事では95回撮ったと紹介)
このシーンについてダン(ダニエル・ラドクリフ)はトレーシングペーパーになぞらえ、「1枚の写真を別の写真に重ねて、また別の写真を重ねて、更に重ねて、を繰り返す。こんな感じで7人のハリーができあがるんだ。
『他のキャラクターが変装している僕』を、僕が演じている所を撮影して、次に全く同じところにカメラを置いて、『また別のキャラクターが変装している僕』を、僕が演じている所を撮影して…というのを繰り返すんだよ」と語っている(汗)。
なお、満足した瞬間は「フラーの衣装がとても似合っていたことさ。グラムロックな雰囲気が漂っていたよ」と語っている(笑)。 7人のハリー・ポッター写真
(IMDb、映像の魔術)
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ジェイソン・アイザックスは、自身が演じるルシウス・マルフォイが『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の最後で逮捕されて投獄されているため、最終作に出番はほとんど無いと考え、本作には出演しないつもりだった。
しかしJ.K.ローリングに会い「ルシウスを刑務所から出して欲しい」と頼むと、「出獄してますよ。1章から」と言われ、あわてて出演を承諾したという。(IMDb)
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マルフォイの館は、ハードウィック・ホールをモデルに作られた。16世紀のエリザベス1世の治世に建造された荘厳なカントリー・ハウスで、窓が沢山あるのが特徴。
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本作はこれまでの6作とはかなり異なり、ハリー、ロン、ハーマイオニーが分霊箱探しの旅に出る「ロードムービー」になっている。エマ・ワトソンはこれについて「要するにハーマイオニーもハリーもロンも難民なの。敵に追われて、逃亡を続けている。だから緊張する場面が続くし、アクションもふんだんに出てくるの」と語っている。(プロダクション・ノート) |
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ウィーズリー家の結婚式について、新郎ビルを演じたドーナル・グリーソンは「これまで結婚式に出たことがなかったんだ。初めて出るのが自分の結婚式だなんて何だかおかしいよね!」と感激。
スタッフは(ウィーズリー家はお金がないので)、結婚式の費用を出したのはデラクール家ということにしよう、と決め(笑)、豪華なフレンチスタイルの結婚式となった。
4層のウェディングケーキは、「トレリス」と呼ばれる格子のアーチをデザインのベースにしたアイシングで装飾された。小道具チームは4000個ものタルトやミニエクレア、チョコレート掛けフルーツを作ったという。(映像の魔術)
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