|
監督候補に「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のアナンド・タッカー監督、「アズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督、「真夏の夜の夢」のマイケル・ホフマン監督、テリー・ギリアム監督らの名前が挙がったが、最終的に「不死鳥の騎士団」のデイビッド・イェーツ監督が続投した。 |
|
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でトム・マールヴォロ・リドルを好演したクリスチャン・コールソンは、本作でもふたたび同じ役を演じることを希望したが、当時30歳近くのコールソンが16歳のリドルを演じるのは無理があるとイェーツ監督が判断し、フランク・ディレインに白羽の矢が当たった。
|
|
主役を演じたダニエル・ラドクリフは、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の演技は失敗だったと告白。「不十分で全く気に入らない」と明かしている。 |
|
マーカス・ベルビィ役で出演したロバート・ノックスさんは、自身の撮影が終わった数日後の2008年5月24日、弟の喧嘩の仲裁に入り刺殺された。葬儀にはルパート・グリントや共演者が参加、涙を浮かべた。
|
|
マクゴナガル先生役のデイム・マギー・スミスは、乳がんの放射線治療を受けながら、本作の撮影を行った。 |
|
11才のトム・リドル(のちのヴォルデモート)を演じたヒーロー・ファインズ・ティフィンは、ヴォルデモート役のレイフ・ファインズの甥。おじと顔が似ているので選ばれた。
|
|
【原作に書かれていない、映画だけのシーン】
・ハリーが地下鉄の駅でウェイトレスをデートに誘う
・死喰い人が「隠れ穴」を襲撃
(「ミレニアム・ブリッジの破壊」も原作に書かれていないが、「10年も経っていない橋がまっぷたつ」との記載あり)
|
|
16才のトム・リドルを演じたフランク・ディレインは、「リドルは印象は良いけれど狡猾。スラグホーンとトムの関係は立場が逆転していて、先生が上の立場に立つべきなのに、トムの思うままになっている」と解説。
その彼を演じるため、ディレインはコンタクトレンズをはめて、こげ茶の目をレイフ・ファインズと同じブルーに。さらに、「日焼けした肌を青白い顔にするため、たっぷりメイクされた」と語っている。(映画大全より)
|
|
スラグホーンの服の色はおもに赤褐色・茶色・ベージュで、衣装を手掛けたジャニー・ ティマイムいわく「消えた威厳」を表しているという。
ティマイムは、「彼の持っている服は高価なものばかりですが、ずっと仕事をしてなかったので、長年着古して年季が入っているの」と説明。
服を古く見せるために、ブレーキングダウンという手法を使い、「肩回りやカフスなど擦り切れそうな部分の生地を薄くし、粉を溶いた水で洗って粉が埃のように生地に残るようにしました」と明かしている。(プロダクション・ノート、 IMDb、Film Wizardry)NEW!
|
|