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WBムービーツアー・イン“ハリー・ポッターと死の秘宝PART2”
内 容
ブルーレイのみの特典映像。英語版ではマキシマム・ムービー・モード(Maximum Movie Mode)となっている。 2時間30分超の特典なので、クリップが公開された解説を中心に紹介。解説者、登場時間、内容の順に記載。
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 0:00:00
「ムービーツアー・イン・“ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2”」では映画の裏話や作品世界を解説すると紹介 この動画を見る(リンク先の第1弾の動画)
■デイビッド・ヘイマンプロデューサー 00:01:00
自己紹介&『死の秘宝 PART2』の冒頭シーンについての解説(ニワトコの杖にスポットを当てた)
■デイビッド・イェーツ監督 00:01:50
冒頭を飾るのはスネイプ。当初の脚本では違っていた。彼が今作の主要人物になっていることを暗示させている。そのため一人で登場させた。アラン・リックマンの演技がいい。今作は静かな滑り出し。静かな部屋で会話で成り立っている。壮大なシリーズの最終作だが小さなシーンで始まるのが面白い。唐突に物語の中に放り込まれる。
■ワーウィック・デイビス(グリップフック・フリットウィック) 00:03:50
グリップフックとハリーの会話を解説 この動画を見る(リンク先下部)
■ニック・ダドマン (特殊メイク) 00:05:05
ゴブリンの作り方を解説
■デイビッド・ヘイマン・プロデューサー 00:07:13
ジョン・ハート演じるオリバンダー老人の解説(初登場シーンから最終作まで)。ジョンは素晴らしい役者。彼のような重厚さがこの役には必要だった。
■ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター) 00:08:08
たった数シーンのためにジョン・ハートが戻ってくれて嬉しかった。彼の演技がうまいから自分もリラックスして自然な演技ができるんだ。リアルなシーンになる。
■ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー) 00:09:11
ニワトコの杖の解説。最強の力を持つ杖。
■デイビッド・ヘイマン・プロデューサー 00:10:44
冒頭で削除したシーンの紹介。物語の進行を優先したかったので、ハーマイオニーの変身過程、ビルがゴブリンについて忠告する場面やルーナとハリーの会話などを省いた。
未公開シーンが紹介(全未公開シーン動画を見る)
■フェルプス双子(フレッドとジョージ) 00:14:07
過去作で、ハーマイオニーがポリジュース薬で変身したシーンを紹介。『秘密の部屋』では失敗して猫のように。『死の秘宝 PART1』の7人のポッターや魔法省では成功。
■エマ・ワトソン(ハーマイオニー) 00:15:00ごろ
原作の朗読(ハーマイオニーがベラの髪の毛をポリジュース薬に入れ変身するくだり)
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 00:16:14ごろ
透明マントの解説(『賢者の石』での登場シーンから最終作まで)
■デイビッド・バロン・プロデューサー 00:17:25ごろ
グリンゴッツ銀行の解説。1作目はロケだったが、今作はセットにした。その方が思うように撮影が進められる。さらにゴブリンの数が多くてメイクに時間がかかるため
■デイビッド・ヘイマン・プロデューサー 00:18:40ごろ
ハーマイオニーがべラトリックス・レストレンジに変身し、グリンゴッツ銀行に侵入するシーンの解説。撮影では(当然だが)ヘレナ・ボナム=カーターがハーマイオニー風に演技をした。ハーマイオニーらしさがヘレナの所作にうかがえる。素晴らしい演技だ
■スティーブン・ウールフェンデン第2撮影班監督 00:20:28
トロッコでグリンゴッツ銀行の地下深く降りて行くシーンを解説。
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 00:41:25
ホッグズ・ヘッドのトンネルから登場するのが、『死の秘宝 PART2』で最初の撮影シーンだった。JKRから7巻でネビルが活躍すると聞いていたが、まさかダンブルドア軍団を率いることになるとは思っていなかった。
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 0:50:26
マクゴナガル先生の解説。ハリーを常に支えてきた。『賢者の石』でハリーをシーカーに抜擢した事を始め、これまでの先生のシーンを振り返る。 このクリップを見る
■ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ) 1:02:11
ロウェナ・レイブンクローの髪飾りの解説。(この前にシェーマス・フィネガンが橋に爆弾を仕掛ける未公開映像あり) このクリップを見る
■デイビッド・イェーツ監督 1:07:58
ハーマイオニーとロンのキス撮影秘話。 このクリップを見る
■フェルプス双子(フレッドとジョージ)
ロン・ウィーズリーの恋を解説。 このクリップを見る
■スティーブン・ウールフェンデン第2撮影班監督 1:10:00ごろ
ホグワーツ城の橋が爆破するシーンを解説。人さらいが落下するシーンは13テイクも撮った。
■ティム・バーク視覚効果監修 1:15:00ごろ
最後の戦いで巨人が登場。巨人の顔の視覚効果の過程を紹介。5巻のグロウプはCGだが、今作は俳優も使った。
■デイビッド・イェーツ監督 1:20:00ごろ?
戦いの最中、ルーナを探すネビルがハリーにその理由を聞かれて「I'm mad for her!(彼女が好きなんだ!)」と愛の告白をするシーンについて、「脚本のスティーブ・クローブスが最高のセリフを考えてくれた(笑)」とコメント。
■ボニー・ライト(ジニー・ウィーズリー)
ハリーとジニーのキスは監督の即興。(脚本に無かった)
■フェルプス双子(フレッドとジョージ)
必要の部屋の解説。5作目ではダンブルドア軍団の防衛術練習場になった。
■ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ)
分霊箱の解説。ルシウスとヴォルデモートのシーンについて「ここは最初セリフが違っていて、ヴォルデモートはルシウスの助言に従い、スネイプを殺すことになっていた。しかしそれではヴォルデモートがルシウスに従う形になり、おかしいので監督が脚本を変えた」
「自分も最初の脚本をおかしいと思っていたが、出番が減るので黙っていた(笑)」
■ジェシー・ケイブ(ラベンダー・ブラウン)
ラベンダーの死体が映るシーンについて「監督から『ラベンダーは死ぬよ』と言われていた」。
■デイビッド・バロン・プロデューサー 1:35:00
(スネイプが殺される)ボートハウスは原作に出ない舞台。(原作通り)叫びの屋敷にすると情緒がないので、主要人物の最期にはロマンチックな趣ある舞台があった方がいいと思った。これがボートハウスに決めた経緯。原作者のJKRにも相談したが快諾してくれた。
■デイビッド・ヘイマン・プロデューサー 1:37:44
スネイプ役アラン・リックマンの紹介。
「彼は最も好きな俳優のひとり。スネイプは正体が読めない雰囲気があった。そこでアランは原作者に話を聞き、スネイプの未来を理解したんだ。アランだけが知っていて演技に生かしていた」
■ジェームズ・フェルプス(フレッド)
フレッドの死の撮影について「横たわっていたら寝てしまって・・目を開けたらみんな昼食に行っていた(汗)」
オリバー・フェルプス「爆睡だったよ」
■ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー) 1:59:40
「蘇りの石」の解説。ハリーが死を覚悟したとき、石の入ったスニッチが開く。
■デイビッド・イェーツ監督 2:02:49
死について。「10年間ハリーを演じているダニエルに演技指導は必要なかったが、死については十分な経験が無かったので説明した。ここでのハリーは巡礼の戦士なのだとね。あまりに多くを失ったハリーは、自分の人生を壊した敵に立ち向かうしかなかった。確固たる信念を抱き、満を持して最終決戦に臨んだんだ」。
■ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター) 2:14:22
ヴォルデモートたちがハリーの死体(人形で出来ている)を中庭に持ってくるシーンについて。「自分の死体を見たときは戸惑ったよ!」
■エマ・ワトソン(ハーマイオニー) 2:14:58
「ヴォルデモート役のレイフ・ファインズはすばらしい役者。その理由のひとつは存在感の大きさね!」
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 2:17:50
ゴドリック・グリフィンドールの剣を解説。 このクリップを見る
■デイビッド・ヘイマン・プロデューサー 2:29:03
戦いに勝ったハリーが杖を折るシーンについて。「原作では杖を(折らずに)墓に入れるが、そうすると結末が長くなりすぎると思った。そこで杖の処分と学校を去る瞬間をつなげることにした。ジョーも賛成した。
イェーツ監督「このシーンで3人には『すべての苦労から自由になるんだ』と言った(演技指導した)」
■デイビッド・イェーツ監督
19年後について。「(最初の撮影では)特殊メイクが老け過ぎだったので、スタジオに撮り直しをお願いした」
デイビッド・バロン・プロデューサー「シーンを刈り込み、メイクを見直しし、スタジオで撮り直して特殊メイクと視覚効果の併用にした」
■ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー) 2:33:53
19年後について。「僕らの子供がホグワーツへ行く。変なシーンだった。自分がドナルド・トランプ(写真)に見えたよ(爆)」
■マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム) 2:34:30
「これで終わり。見てくれて有難う!」
フォーカスポイント DVD版にも特典映像としても収録
★「アバーフォース・ダンブルドア登場 Aberforth Dumbledore」 2:37
アバーフォースの登場場面は、(ハリーの心が)
試される瞬間。ここがハリーが全てをあきらめ、引き返せる最後のチャンスだから。
クリップではアバーフォース・ダンブルドアの全てを解説。メイクで完璧に変身する過程、シアラン・ハインズの演技の見事さを紹介。
このクリップの動画を見る
★「変わりゆく衣装 Deathly Hallows Costume Changes」 3:13
衣装デザイナー、ジェイニー・ティーマイムの仕事を紹介。(デザインの前に)最初に脚本を読む。
ルシウスの変化を紹介。次第に威厳を失い人間臭くなる。衣装はさえないものに。
ネビル役は衣装で役に入る。これまではファットスーツを着ていた。今作は今までと違いカッコよくなった。カーディガンはリーダーの象徴。5作目DA練習でもハリーはカーディガン着ていた。今回ネビルがカーディガン。
★「ハリーの帰還 Harry Returns to Hogwarts」 3:21
ハリーは大広間に忍び込み、自ら姿を現わす。ジェマ・ジョーンズらも戻って来た。スネイプの役作りはアラン・リックマンの偉業。ハリーは大広間で敵対した男と向き合うことに。
★「ホグワーツを守れThe Hogwarts Shield」 2:27
ティム・バーク視覚効果監修がホグワーツ破壊シーンを解説。
「先生がたがホグワーツ城にシールドを張るが、この視覚効果に苦労した。生き物のように広がり、完成したら誰にも見えなくなるようにしたい。そんなことを考えながらバリアをデザインした。死喰い人が呪文を唱え始めるとそれが跳ね返されてバリアの存在が分かる。バリアは徐々に力を失っていく。表面に細かい亀裂が入っていることに観客は気づくだろう。ガラスのようなバリアが一転して燃え上がる様子をどうしても表現したかった。
★「解明!『必要の部屋』 The Room of Requirement Set」 3:13
必要の部屋のセットを解説。
監督「ウェールズにあるブレコン・ビーコンの山脈を再現したいとスチュアートに頼んだ。古い魔法の道具が山のように積まれている」
スティーブン・ウールフェンデン第2撮影班監督「小道具だけを積み重ねて作るセットなんて初めて」
スチュアート・クレイグ美術「セットはあるんだが、殆ど埋もれている。ここ9年で6本撮影したから小道具や家具が山ほどあった(それを使った)」
★「決死の脱出The Fiery Escape」 3:49
必要の部屋からの脱出。
スティーブン・ウールフェンデン第2撮影班監督「必要の部屋からの脱出は迫力満点」
トム・フェルトン:「呪文合戦だよ。興奮のあまりクラッブが火を放つ。」
トムはほぼ代役なし。トム・フェルトンたちのスタントの様子。
トム「もっと真剣にやれとスタント担当に言われたよ(笑)」
★「がんばれ ネビル」Nevill's Stand 4:15
このクリップを見る
マシュー・ルイス:中庭でヴォルデモートと対決するこのシーンは、とても気に入っている。ネビルがヴォルデモートに抵抗するんだ。
イバンナ・リンチ:まさに「もう終わり」という場面。「これ以上戦うのは意味が無い」っていうようなね
マシュー・ルイス:これが(『死の秘宝 PART2』撮影で)僕の最初のシーンだった。リハーサルで中庭に行くと、レイフ(ファインズ)がそこにいた。彼に話しかけたのはあの時が初めてだったけ ど、僕をすぐにリラックスさせてくれた。二人ともリハーサルを楽しんだよ。その後メイクや髪の毛の準備をし、血や傷を体に描いて服を切り裂き、中庭に戻っ た。(ホグワーツ城は破壊され、多くの死体が転がっていて)それがとても効果的だった。ヴォルデモートに対してすぐにものすごい怒りを感じることができ、役に入っていけたんだ。
デイビッド・イェーツ監督:彼はこの物語の中で戦い、骨折までした。でも彼は、なぜ自分たちは戦いを止 めないのか―それは自殺行為なんだが―その理由を演説してくれる。「彼は狂ってるに違いない」って(誰もが思う)。誰もがネビルは殺されると思うけど、 マット(マシュー・ルイス)がそれをするとすごいし、彼は本当にうまく演じた。
ダニエル・ラドクリフ:マットは映画に随分登場しているし、とてもいいよね。あのシーンは際立っている。
オリバー・フェルプス:最初の映画でネビルは(自分のペットの)蛙すら持っていられなかったようなやつだった(笑)。だから、「蛙を愛するヤツ」から「蛇を切り裂くヤツ」に成長したんだ。戦士に変身し、ホグワーツの抵抗派を率いたんだから、ネビルにとって偉業だよ。
★「母は強し モリーの勝利Molly Takes Down Bellatrix 3:27
モリーがべラトリックス・レストレンジを相手に死闘を繰り広げる。
監督:大衆の感情を揺さぶる場面
ジュリー・ウォルターズ「楽しい共演だった」
リハーサルで教えた動きに彼女らの解釈が加わっている
さよなら“ハリー・ポッター” 3分07秒 DVD版にも特典映像としても収録
キャスト・クルーがハリー・ポッター映画(が終わること)に一言。
出演者
フェルプス兄弟、マーク・ウィリアムズ、ワーウィック・デイビス、トム・フェルトン、ボニー・ライト、ジェシー・ケイブ、ルパート・グリント、ダニエル・ラドクリフ、デイビッド・バロン、スティーブン・ウールフェンデン第2撮影班監督、ニック・ダドマン特殊メイク、ティム・バーク視覚効果監修、デイビッド・イェーツ、マシュー・ルイス、ジェイソン・アイザックス、エマ・ワトソン、デイビッド・ヘイマン
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