5月30日、ロンドンレスタースクウェアで行われた、ヨーロピアンプレミアに行ってきました。
朝7時頃、オデオン前に到着すると、すでに十数人が列を成していました。前回あったような、テント張りの特別観客席は設けられておらず、ちょうどその場所がフェンスで囲まれてあるだけでした。そのまま列に並んでいると、そのフェンスが開けられ、囲まれた中に入ることができ。劇場の入り口が真正面に見える絶好の位置を確保することができました!待ち続ける間、周りの人たちの会話を聞いていると、ハンガリー人、ドイツ人、フランス人、オランダ人と各国から集まっているようでした。
ここは外国人エリア?(笑)と思いながら時間を過ごしていると、大小2台のクレーン車がやってきました。別のトラックからは、なにやら黒い巨大な塊が出てきて、クレーン車を使って組み立て始めました。どうやらそれは、ディメンターの手らしく、手の甲と指を組み立てて、屋上まで吊り上げようとしているようです。また一方では、上映中の「トロイ」の看板がはずされると、その下からはアズカバンの看板が現れ、まわりのファンからは拍手歓声があがったり。また後ろのレスタースクウェアの木々にはマージおばさんのバルーンがいくつも吊り下げられたり、少し離れた歩道にはフェンスが追加され、ポスターパネルが取り付けられたりと、いやが応でも雰囲気が盛り上がります。
長い時間をかけていよいよディメンターの手が屋上に設置されると、また拍手喝さいが送られました。
そのうち、プレスがぞくぞくと集まり始め、招待客のセレブや関係者が劇場玄関から入って行きました。
そのころには、会場の興奮も高まり、たくさんの歓声と「押さないで」の声とビリビリした雰囲気が(汗)そのころの私は、すっかり周りの人に息もできないほど押しつぶされ(例えでなく、本当に圧死寸前でした・汗)歓声が上がっても、前の前に来なければ、誰がいるのかさえわからない状態でしたが、そうしているうちに、ゴイルのジョシュア、クリス・コロンバスが来てくれて、サイン攻めに合っていました。その間、劇場前には、ボニーちゃん、ロビー・コルトレーン、トム、ジュリーさん、ローリングさんと、次々にやって来ました。
私がいる場所は「サインがもらえる高確率ゾーン(笑)」だったため、ほかにもジェームズ(多分)、マシュー、デヴォン、デヴィッド・シューリス、キュアロン監督、アラン・リックマン、ゲイリー・オールドマン、ルパート、エマと、本当にフルメンバーがやってきました。
そしてやっと、心から待ち望んだ、ダンその人がやって来たのです!!
ひときわ高く上がる悲鳴と、たくさんのサインを求める手に少し戸惑いながら、ダンは丁寧にかつ素早く、一生懸命サインをしてくれていました。私は、周りの人に押しつぶされながらも、そんなダンをしっかり目に焼き付けました。
付き人に促され、インタビュー、フォトセッションの後にも、ダンはもう一度ファンの前にやってきて(その時は私たちと反対の方へ)できるだけたくさんの人に、必死でサインしてくれていました。
永遠に、と望む時間はあっという間に過ぎ、ダンたちトリオは、肩を並べて劇場へと入って行きました。
私は感激のあまり号泣(汗)、周りの人たちを困惑させてしまいましたが、「ダンに会えて嬉しくて〜〜〜!!」と言ったら、今までの険悪ムードも一転(笑)、(よしよしされてしまいました・汗)みんな満足げにその場を離れて行きました。
お見送りを待って、役者さんの迎えの車が列を成した時、私は場所を移動していたのですが、私の目の前にいた、一番前の車の所に、ダンの付き人がやってきて、運転手と話をしているではありませんか。もしや、この車はダンのお迎え!?と思っているうちに、本当にその目の前の車に、劇場から出てきたばかりのダンと両親がやってきたのです! あまりの嬉しさに、カメラを構えることもできず、それでもしっかりとダンを網膜に焼き付けました。
ダンは、車の中から(さすがに窓は開けてくれませんでしたが)私たちに手を振り、あっと言う間に走り去ってしまいました。ダンが一番に去った後、中から続々と役者さんたちが出てきて、みんな楽しげに帰って行きました。キュアロン監督の前には、「天国の口〜」のガルシア・ベルナルがいて、ハグしてお祝いを言っているようでした。
間近に見たダンは、本当に本当に美しかったです!!!!白くて細くて顔が小さくて・・・。周りの空気が違うのですよ!待っていた長い時間、正直辛かったのですが、ダンの笑顔を見られて、そんな辛さもどこかへ行ってしまいました♪ |