有名な俳優一家出身。
祖父は2代目ドクター・フーを演じたことで知られるパトリック・ トラウトン(トルートン)。叔父はシェイクスピア俳優のデヴィッド・トラウトン、もう一人の叔父マイケル・トラウトンといとこのサム・トラウトンも俳優として活躍している。別のいとこのジム・トラウトンは、ウォリックシャーのクリケット選手である。
10歳で『ハリー・ポッターと賢者の石』のダドリー・ダーズリー役で俳優デビュー。
10代半ばでナショナル・ユース・シアターに入団し、「巨匠とマルガリータ」などの舞台に出演した。
18歳でLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート)に入団したが、ハリポタで母親ペチュニアを演じたフィオナ・ショーから
ナショナル・シアターの「Mother Courage and her Children(母の勇気と子供たち)」に参加しないかと誘われ、早期に退団。
これをきっかけに、ハロルド・ピンターの「The Hothouse(温室)」、オールド・ヴィック・シアターの「リア王」(グレンダ・ジャクソンの相手役)などさまざまな役を演じ、ブロードウェイで大ヒットした「Hand To God」のウエスト・エンド版では主役に抜擢された。
映画では、2017年にコーエン兄弟の映画『バスターのバラード』に出演し、ベネチア映画祭でのプレミア上映に参加。
近年では、配信開始30日足らずで全世界6200万の視聴を獲得しNetflixで最も視聴されたリミテッド・シリーズとなった『クイーンズ・ギャンビット』、Netflix史上6番目のヒットとなった『オールドガード』、ロバート・パティンソン×トム・ホランド出演で話題になった『悪魔はいつもそこに』に出演するなど、人気作に恵まれている。
オールドガード
クイーンズ・ギャンビット
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