俳優スティーブン・ディレインと女優ナオミ・ワートナー の第1子として1991年に誕生したフランクは幼少期をブリクストン(ロンドン)で過ごし、その後イーストサセックスに移り、クリエイティブな環境で育った。
父親のスティーブン・ディレインはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演した俳優で、2009年に英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門の最優秀主演男優賞を受賞。
母親のナオミ・ワートナーはアフリカ系ジャマイカ人で、ベアボーンズ プロジェクトという劇団を経営している。弟シェーマス・ディレインも俳優で、Netflixドラマ「クイーン・シャーロット 〜ブリジャートン家外伝〜」などに出演している。
6歳の時に『ウェルカム・トゥ・サラエボ』(1997年)にエキストラとして出演。その後『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)で16歳トム・リドルを演じ広く知られるようになった。
Aレベル試験合格後、王立演劇芸術アカデミー(RADA) に入学。2013 年に演技の芸術学士号を取得して卒業した。コース期間中、俳優はプロの演技の仕事を受けることを許可されていないという校則にもかかわらず、ディレインは独立系映画『パパドプロス&サンズ』(マーカス・マルコウ監督)でジェームズ・パパドプロスを演じることを許された。
RADA卒業後は、2013年7月バースのロイヤル劇場でサイモン・ゴドウィン監督の「Candida」でユージーン・マーチバンクスを演じた。その直後、ロン・ハワード監督の『白鯨との闘い』にヘンリー・コフィン役として出演、次にヘラルド・ナランホ監督作『Viena and the Fantomes』でキーズ役を演じた。
その後ドラマ「Sense8 センス8」(Netflix)のシーズン1で、シリーズレギュラーのシャグスで出演。次にドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のパイロット版で主人公のニック・クラーク役を演じ大成功を収めたため、その後同シリーズのシーズン1〜3すべてに出演した。
シーズン1とシーズン2の間の休止期間中にクリス・マル監督の『アストラル』で主役のアレックス・ハーマンを演じ、その後はトム・ヒドルストン主演ドラマ「エセックスの蛇」やDisney+の「反逆のネル」に出演している。
今後はTVシリーズ「Joan(原題)」や映画『Harvest(原題)』に出演予定。
【私生活】
2023年ジョー・ジョナスの元妻ソフィー・ターナーとのキスがネットに投稿され交際が噂されたが、ドラマ「Joan」の撮影時の写真だったことが判明。現在ガールフレンドはいない模様。
Based on IMDb
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