ヴォルデモート役レイフ・ファインズ、故マギー・スミスさんとのハリポタでの思い出を語る！

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ファインズさんは、今年9月に亡くなったマギー・スミスさんについて、「正直に言うと、ハリー・ポッター以外ではマギーとはあまり一緒に仕事をしたことがないんだ。でも、彼女は素晴らしい、ややきついユーモアのセンスを持っていたよ」とエンターテインメント・トゥナイトにコメント。

ハリー・ポッターの撮影現場では彼女と思いが通じていたようで、「大きな対決シーンを撮影していたとき、彼女は皮肉っぽい横目で僕を見たんだ。まるで『ねえ、私たちここで何してるのかしら？』と言っているかのようだったよ」と、撮影中のエピソードを披露しました。

さらに続けて、「僕は何年も何年も、彼女を尊敬してきました。彼女は我々の偉大な女優のひとり。偉大な偉人のひとりです。素晴らしいウィットを持ち、唯一無二の存在でした。長年活躍した偉大な女優です」と称賛。

「若い頃の彼女の舞台を観たかった。大きな損失であることは間違いありません。本当に大きな損失です」と、今は亡き大女優を偲びました。

レイフ・ファインズさんと故マギー・スミスさん

ハリー・ポッター映画で、レイフ・ファインズさんはヴォルデモート役として4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』から最終作『死の秘宝 PART2』まで出演。
一方のマギーさんは、1作目『賢者の石』から最終作までマクゴナガル先生を演じ続けました。

マギーさんは9月27日に89歳で他界。直接の死因は明らかにされていませんが、USAトゥデイなどによると、長いあいださまざまな病気に悩まされていたといいます。

1988年、当時54歳だったマギーさんは腕を骨折した際にバセドウ病と診断されましたが、主演舞台「レティスとラベッジ」が始まったばかりであったため、そのまま舞台を続行。投薬と不屈の精神で、1年間の契約を全うしました。（欠席したのは1回だけ）。

その後1年間は隔離生活を送り、その間に放射線治療を受けたり目の周りの腫れや形を整える手術を受けましたが、顔の変形、特に眼球の突出と目の周りの腫れは改善しなかったとニューヨーク・タイムズ紙は伝えています。

さらに既にお伝えしている通り『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中に乳がんと診断され、 2年間、化学療法や放射線療法などの治療を受けました。

治療については癌よりもひどいと感じたと述べ「ひどく気分が悪くなります。手すりにつかまりながら、『もう無理』と思っていました」と語りました。

『謎のプリンス』撮影中はかつらをかぶっており「私は髪がありませんでした。かつらをかぶるのは何の問題もありませんでした。まるでゆで卵のようだった」と回想。

BBCの報道によると、 2年間の治療を経て、がんは治癒したといいます。

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2016年、『ミス・シェパードをお手本に』での演技でノミネートされたゴールデングローブ賞は、股関節置換手術からの回復中だったため欠席。

「気分はだいぶ良くなりましたが、飛行機の中でそんなに長く座っているわけにはいかないので」とスミスさんは語っていました。

・・不屈の精神で生涯現役を続けた唯一無二の大女優マギー・スミスさんのお姿を偲び、あらためて心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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EOnline　[posted at JST 0:00/10/27/2024 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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