前の方の席に行きたかったので、会場には講演の１時間くらい前に着いたのですが、まだ誰もいませんでした（汗）。ロビーで暖かい飲み物を飲みながら待っていたら『どうぞ、よかったら中でお待ち下さい』と案内されたので、図々しくも一番前の席へ…。

講演会開始の５分くらい前に松岡さんがいらっしゃって、教室の皆さんと挨拶を交わしてからお話が開始されました。 『ハリー・ポッターとの出会い』という講演タイトルにあったように、松岡さんの今までの出会いについての貴重なお話を聴くことが出来ました。スライドで写真を見ながらの講演会でした。 まずは旦那様との出会いから始まり、旦那様がやっていらっしゃったＡＬＳ協会のお話、通訳のお仕事を通しての人との出会い、ダン＆アリソン夫婦との出会い（←ハリー・ポッターの本との出会いは有名なお話ですよね！）、Ｊ．Ｋ．ローリング女史との出会い・・・。かなり笑いも交えての講演会でした。 まゆみゅうさんが前に書き込みされていました、ダン氏が描いた絵のダメ出し話もされていました（笑）。 松岡さんが一番お気に入りの絵は“賢者の石”の表紙の絵だそうです。５巻の表紙の色はピンクではなく、夕焼けをイメージした色なんだそうです。

静山社に社長室が出来てから一番最初に買った物が、松岡さんがお好きなアンティークの猫脚の机と社長椅子だったらしく…（かなりいいお値段だったらしく、ちゃんと従業員の許可を得て買ったそうです・笑）。買った当時は『もし火事があったらこの机と椅子だけは持って出なきゃ！！！』とみんなで笑っていたそうです（＾＾）

最後に『皆さんに最高の翻訳をお届けする為、わたしはまだまだ元気で頑張ります！６巻も７巻も楽しみにしていて下さい！早く先が読みたいという気持ちもあり、それは物語が終わってしまう事を意味しているので考えると淋しい気もするのですが、こうして皆さんともお会い出来たのもひとつの出会いですよね。皆さんも運命の出会いを信じてください。私の運命の赤い糸は主人から始まり、ハリー・ポッターもそうだと信じています。運命の出会いは今もこれからも続いてますよ。』

とおっしゃっていました（講演会をダビングとかをした訳ではないので、手元にある私が書いた汚い字のメモとうろ覚えの記憶なので正確にこう言ったかは定かではありませんが最後の〆はこんな感じでした。速記でも習おうか…） 講演は１時間のでしたが、嬉しいことに講演は３０分延長したので長くお話が聴けました。