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★エイプリルフールに代えて★ 2011年4月1日
このたびの東北関東大震災で被害に遭われたみなさまに心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族、関係者のみなさまに謹んでお悔やみ申し上げます。
このような時期ですので、今年のエイプリルフールは『ハリー・ポッター』の中から、元気の出る言葉やメッセージをピックアップし、紹介することにいたしました。
一日も早い復旧・復興に向けて、ひとつになろう、日本!
(↓のリンクをクリックすると、いつものトップページに戻ります。7巻ネタばれあり)
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4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 ルビウス・ハグリッド |
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闇の帝王ヴォルデモートが復活した直後、ハリーに向けた言葉
「何年も前からわかっとったんだ、ハリー。あいつはどこかにいた。時を待っとった。そんで、いま、こうなったんだ。俺たちゃ、それを受け止めるしかねえ。戦うんだ。あいつが大きな力を持つ前に食い止められるかもしれん― くよくよ心配してもはじまらん。来るもんは来る。来たときに受けて立ちゃええ。」(下巻P550)
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7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』 リーマス・ルーピン |
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「蘇りの石」で現れたルーピンが、ハリーに向かって
「(自分が)息子を知ることができないのは残念だ……しかしあの子は、私が死んだ理由を知って、きっとわかってくれるだろう。私は、息子がより幸せに暮らせるような世の中を作ろうとしたのだとね」(下巻P470)
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4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』アルバス・ダンブルドア |
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ヴォルデモートに殺されたセドリックのお別れ会で
「わしの考えでは―まちがいであってくれればと、これほど強く願ったことはないのじゃが―我々は暗く困難なときを迎えようとしている。この大広間にいる者の中にも、すでに直接ヴォルデモート卿の手にかかって苦しんだ者もおる。皆の中にも、家族を引き裂かれた者も多くいる」
「ヴォルデモート卿は、不和と敵対感情を蔓延させる能力に長けておる。それと戦うには、同じくらい強い友情と信頼のきずなを示すしかない。目的を同じくし、心を開くなら、習慣や言葉の違いは全く問題にならぬ」
「セドリックを忘れるでないぞ。正しきことと、易きことのどちらかの選択を迫られたとき、思い出すのじゃ。ひとりの善良な、親切で勇敢な少年の身に何が起こったかを」
(下巻P557)
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7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』アルバス・ダンブルドア |
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最愛の女性リリーを失い、死にたいとつぶやくスネイプに
「しかし、おまえの死が、誰の役に立つというのじゃ?リリー・エバンズを愛していたなら、本当に愛していたなら、これからのおまえの道は、はっきりしておる。リリーがどのようにして、なぜ死んだかわかっておるじゃろう。その死を無駄にせぬことじゃ」(下巻P437)
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7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』 ルーナ・ラブグッド |
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ドビーの亡骸に向かって
「あたしを地下牢から救い出してくれて、ドビー、本当にありがとう。こんなにいい人で勇敢なあなたが死んでしまうなんて、とっても不公平だわ。あなたがあたしたちにしてくれたことを、あたし、決して忘れないもン。あなたがいま、幸せだといいな」(下巻P140)
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1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』 アルバス・ダンブルドア |
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初めてヴォルデモートと対決した11歳のハリーに
「ヴォルデモートに理解できないことがあるとすれば、それは愛じゃ。君の母上の愛情が、その愛の印を君に残していくほど強いものだったことに、彼は気づかなかった。傷跡のことではない。目に見える印ではない……それほどまでに深く愛を注いだということが、例え愛したその人がいなくなっても、永久に愛されたものを守る力になるのじゃ」(P440)
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5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 組分け帽子 |
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組分け帽子の歌
「ああ願わくば聞きたまえ。歴史の示す警告を。ホグワーツ校は危機なるぞ。外なる敵は恐ろしや。我らがうちにて固めねば、崩れ落ちなん、内部より」(上巻P329)
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4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』アルバス・ダンブルドア |
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保身を図るばかりで、ヴォルデモート復活を受け入れず、対策も立てようとしない魔法省大臣コーネリウス・ファッジに
「自分の役職に恋々としているからじゃ、コーネリウス!あなたはいつでも、いわゆる純血をあまりにも大切に考えてきた。大事なのはどう生まれついたかではなく、どう育ったかなのだということを、認めることができなかった!あなたの連れてきた吸魂鬼が、たったいま、純血の家柄の中でも旧家とされる家系の、最後の生存者を破壊した―わしの言う措置を取るのじゃ。さすれば大臣職に留まろうが、去ろうが、あなたは歴代の魔法大臣の中で、最も勇敢で偉大な大臣として名を残すであろう。もし行動しなければ、歴史はあなたを、営々と再建した世界をヴォルデモートが破壊するのを、ただ傍観しただけの男として記憶するじゃろう!」(下巻P534)
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6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 アルバス・ダンブルドア |
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ヴォルデモートの毒薬を飲み衰弱したダンブルドアがハリーに
「わしは心配しておらぬ、ハリー。きみと一緒じゃからのう」(下巻P396)
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4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』ハリー・ポッター |
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復活したヴォルデモートと対決し、殺されそうになったハリーが
ハリーは墓石の陰でうずくまり、最期が来たことを悟った。望みはない…助けは来ない。ヴォルデモートがさらに近づく気配を感じながら、ハリーはただ一つのことを思いつめていた。恐れをも、理性をも超えたひとつのことを―子供の隠れんぼのようにここにうずくまったまま死ぬものか。ヴォルデモートの足下にひざまずいて死ぬものか……父さんのように、堂々と立ちあがって死ぬのだ。たとえ防御が不可能でも、僕は身を守るために戦って死ぬのだ……。(下巻P466)
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5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 ジニー・ウィーズリー |
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シリウスと話したいと悩むハリーに
「本気でシリウスと話したいなら、きっと何かやり方を考えられると思うわよ。ジョージやフレッドと一緒に育ってよかったと思うのは、度胸さえあれば何でもできるって考えられることね」(下巻P368)
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6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 ハリー・ポッター |
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名付け親シリウスを失った後でダンブルドアに
「僕、わかったんです。閉じこもっていてはダメだって―神経が参っちゃいけないって。シリウスはそんなことを望まなかったはずです。それにどっちみち人生は短いんだ……マダム・ボーンズも、エメリーン・バンスも…次は僕かもしれない。そうでしょう?でも、もしそうなら僕は必ず、できるだけ多くの死喰い人を道連れにします。それに僕の力が及ぶならヴォルデモートも!」(上巻P116)
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4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』アルバス・ダンブルドア |
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セドリック・ディゴリーのお別れ会で
「セドリックの死は、皆それぞれに影響を与えた。それゆえ、わしはその死がどのようにしてもたらされたものかを、皆が正確に知る権利があると思う。
セドリック・ディゴリーはヴォルデモート卿に殺された。魔法省はわしがこのことを皆に話すことを望んでおらぬ。皆のご両親の中には、わしが話したということで驚愕なさる方もおられるじゃろう―その理由は、ヴォルデモートの復活を信じられぬから、または、皆のようにまだ年端も行かぬ者に話すべきではないと考えるからじゃ。しかし、わしは大抵の場合、真実は嘘に勝ると信じておる。さらに、セドリックが事故や自分の失敗で死んだと取り繕うことは、セドリックの名誉を汚すものだと信ずる」
(下巻P554・555)
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1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』 ハーマイオニー |
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賢者の石が保管されている部屋に行くハリーに
「私なんて!本が何よ!頭がいいなんて何よ!もっと大切なものがあるのよ……友情とか勇気とか……ああハリー、お願い、気をつけてね!」
(P421)
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