The Yule Ball / クリスマス大舞踏会

カナリア・クリームの流行で、グリフィンドール生は
人がくれた食べ物に警戒するようになった…


ハーマイオニーの歯
大きな前歯がトレードマークのハーマイオニーだったが、その歯が小さくなっていることにロンは気づく。マルフォイに魔法をかけられ、牙のように大きくなった前歯をマダム・ポンフリーに治してもらった際に、ちょっと小さくしてもらったのだ。


シリウスからの手紙
シリウス曰く「ドラゴンの弱点は目なので、前回グリフィンドール談話室では『onjunctivitus curse』をハリーに勧めようとした」とのこと。
Conjunctivitus curse:結膜炎呪文(直訳)。目や視界を冒す呪文。第一の課題の時にクラムが唱えたのも、この魔法。


クリスマス・プレゼント
クリスマスの朝、ドビーがハリー達の寝室にがやって来る。ドビーにプレゼントがあると嘘をつき、ハリーはバーノンおじさんの靴下(スニーコスコープをくるんでいたもの)をあげた。ドビーは自分で編んだ靴下(左足は明るい赤で箒の柄+右足は緑色でスニッチの柄)をハリーにプレゼント。ロンもドビーにスミレ色の靴下と、母親から送られて来たセーターをあげた。

<ハリーが貰ったその他のプレゼント>
●ダーズリー家から:ティッシュペーパー1枚(今までで最低の品)
●ハーマイオニーから:「イギリスとアイルランドのクィディッチ・チーム」という本
●ロンから:「くそ爆弾」が一杯つまった袋
●シリウスから:ハンディ・ペンナイフ
●ハグリッドから:ハリーの好きなお菓子(百味ビーンズなど)の詰め合わせ
●ウィーズリーおばさん:ドラゴンの絵のついた緑のセーターとお手製のミンスパイ
(ハリーはロンにチャドリー・キャノン帽をプレゼント)


ハーマイオニーのダンスの相手
5時になるとハーマイオニーはパーティーの準備のため部屋に戻った。ロンはお古のローブを着るが、どう見ても女性のドレス以外の何物でもなく、鏡の前で茫然とする。。が、Severing Charmでひだ襟や袖口のレースをカットすると、かなりまともになった。
Severing Charm:切断呪文。物を切る時に使う呪文。

玄関ホールには8時近くになると大勢の生徒が集まった。フルー(ル)の相手はロジャー・デービス(レイブンクローのクィディッチ・キャプテン)、マルフォイの相手はパンジー・パーキンソンで、クラッブとゴイルにはパートナーがいなかった。そして、何とクラムの相手は、見違えるほど美しく変身したハーマイオニーだったのだ!(その姿を見たマルフォイですら、侮辱しようにも言葉が出なかった。。)

ロンの嫉妬
ウィアード・シスターズの演奏が始まり、代表選手たちがダンスを始める。ネビルはジニーと、ダンブルドア校長はマダム・マキシムと、マッド=アイはシニストラ先生と踊った。ハーマイオニーとクラムがダンスする様子を見てロンは気に入らない。「君は、ハリーやホグワーツの敵と親しくしている」「ヴィッキー(クラムのこと)を探しに行けよ」と言い、ハーマイオニーを怒らせる。

スネイプとカルカロフの会話
城を出て庭を散歩し始めたハリーとロンは、聞き慣れた声に気づく。スネイプとカルカロフの会話だった。二人はファーストネームで呼び合っている。心配しているカルカロフにスネイプは「逃げろ、言い訳はこっちで考えておく。僕はホグワーツに残る」と話していた。。

ハグリッドの出生の秘密
2人は更に散歩を続け(途中で、取り込み中のデラクールとロジャーを発見!)、ハグリッドとマダム・マキシムが話している場に遭遇する。ハグリッドは自分がハーフ・ジャイアント(半巨人)であることを告げ、「お前さんはどっちの親が巨人かい?」と聞く。彼の場合は母親がそうで、英国最後の巨人族の一人だった。母親はハグリッドが三歳の時に家を出て、その後の消息は不明。彼が入学すると父親も亡くなり、その後はダンブルドアに助けられたという。しかし「お前さんもハーフジャイアント(半巨人)だろが?」とのハグリッドの言葉にマダム・マキシムは怒り、「私は骨太なだけですわ!」と答え立ち去った。

魔法界の巨人
ロンによると、魔法界で巨人は邪悪なものと考えられており、トロールのように生まれつき殺戮が好きだと思われている。オーロー(Aurors)によって殺され、現在英国には残っていないが、外国には居るらしい。主に山地に隠れているという。

セドリックのヒント
ドラゴンの件でハリーに借りがあるセドリックは、「卵と一緒に湯につかれ」と第2の課題のヒントを教えてくれる。更に監督生の風呂場を使うと便利だと言い、パスワードも教えてくれた。

ハーマイオニーの捨て台詞…
ハリーがグリフィンドール談話室に戻ると、再びハーマイオニーとロンが口論している。「今度舞踏会があった時は、誰よりも早く私を誘いなさいよ!」と言い捨てハーマイオニーは寝室へ。ロンは口をパクパクさせるのみ。。「彼女の方がロンよりずっと核心をつかんでいる、、」ハリーは何故かそう思った。


ハーマイオニーの前歯
魔法薬の合同授業の際(18章)、マルフォイとハリー達三人は喧嘩になり、「Densaugeo!歯よ大きくなれ!(牙出でよ!)」とマルフォイが唱えると、ハーマイオニーの歯はみるみる大きくなった。


バグマンとフレッド&ジョージ
双子はパーティー会場でバグマンに何かを話しかける。心配するパーシーにルドは「彼らが考案した『杖もどき(fake wand)』の販売について、ゾンコの店の人と連絡を取ってみると約束したんだ」と答えるが。。世話好きな人なのだろうか…?


クラウチ氏の様子
クラウチ氏は舞踏会に参加せず、代わりにパーシーが出席した。ワールドカップ後、元気がないらしい。何かあったのだろうか?


・original page date 6/28/2002

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