Mad-Eye Moody / マッド-アイ・ムーディー 新学期初日、絶食していたハーマイオニーは朝食を食べ始めた... |
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◆ハーマイオニーと占い学◆ 3巻でトレローニー教授と反りが合わなかったハーマイオニー、今年は「占い学」をやめ、替わりにVector(ヴェクター)先生の数占いの授業を選択した。 ◆Bubotubers◆ 「ブボチューバ―、腫れ球根」 とても醜い。植物というよりは、地面から垂直に突き出た黒くて厚い巨大なナメクジ。大粒の輝く膿疱(のうほう)を(表面に)沢山つけている。1時間目の薬草学の授業では、ハリー達はブボチューバーの膿(黄緑色でガソリン臭い)を採取した。スプラウト先生によると、この膿は頑固なにきびの治療薬となるとか。 ◆Blast-Ended Skrewts◆ 「(尻)爆発スクリュート」 生まれたばかりの時は、ぶかっこうで甲羅のないロブスターの様な形。青白く、ねばついているように見える。思いもかけぬ所から足が突き出ていて、頭がどこにあるのか分らない。ハグリッドが持ってきた箱に100位ずつ入っている。長さは15センチほどで、お互いの上に這い回り、やみくもに箱の側面にぶつかっている。腐った魚みたいな強烈な匂いを発し、お尻(末端部分)から時々「パンッ」と火花を飛び散らせて数インチ先に進む。ハグリッドによるとオスは毒針を持ち、メスはお腹に血を吸うための吸い玉がある。 2時間目の魔法生物飼育学では、この生き物に蟻の卵、蛙のレバー、ヘビの肉片を与えた。口の部分が見当たらないのにどうやって食べるのだろうか。 ◆Uranus◆ 午後、ハリーとロンは占い学へ。トレローニー教授はハリーに対し「あなたの恐れていること(=シリウスが見つかってしまう事か?)は実際に起きる。しかもあなたが考えているよりずっと早く」と、ハリーに不吉な予言をする。授業中にロンがUranus(天王星)に引っ掛けて、ラベンダー・ブラウンに「your an○s(Uranusと発音同じ)も見せてくれよ」と言ったのが先生に聞こえてしまい、全員宿題をどっさり出されてしまった。因みにこの部分、フランス語版ではLune(月・お尻)を使って訳されている。 ◆リタ・スキーターのスクープ◆ マルフォイが見せてくれた日刊予言者新聞には、リタ・スキーターが書いたウィーズリー氏についての記事が!それによると(要約)... 「アーノルド」ウィーズリー氏は攻撃的なゴミ箱の件でマグル警察官とのいざこざに巻き込まれた。ウィーズリー氏が救援に駆けつけ、ムーディーがまたもや警報を鳴らしたことに気づき、彼はその場から逃げる為に警官の記憶を何度も修正せねばならなかった。 とのこと。 記事と自宅と太ったウィーズリーおばさんの写真も掲載され、それを見たマルフォイはロンに、父親の名前が違っている(取るに足りない人物だからだ)、家(..もしこれが家と呼べるなら..)と母親(本当にこんなに豚みたいに太ってるのか?)についてからかった。 ◆ムーディー教授の制裁◆ そこにムーディーが現れ、マルフォイをフェレットに変身させてしまう。「敵が後ろを向いている時に攻撃する奴は好かん」と言いながら、フェレットになったマルフォイを杖で何度も弾ませる。しかしそこに現れたマクゴナガル先生に今度はムーディーが叱られ、マルフォイは元の姿に。 |
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17 | Professor Vector ベクター教授 | |
数占いの先生。 |
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Eloise Midgen エロイーズ・ミジン | ||
自分のにきびを治そうと呪いをかけるが、失敗して鼻が取れてしまった学生。マダム・ポンフリーが元の位置につけてくれた(やれやれ..)。 |
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ムーディー教授の授業 | ||
既にマッド-アイの授業を受けたフレッドやジョージ達の感想は「beyond Cool」「Supercool」「ヤツは闇の魔術との戦い方を知っているぜ!」というもの。授業のある木曜が待ち遠しい。。 |
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・original page date 03/08/02 | ||
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