The Goblet of Fire / 炎のゴブレット ビクトール・クラムのことを「ただのクィディッチプレーヤーだ」と言う ハーマイオニーに、ロンは「最高のシーカーの一人だ」と言い返した... |
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◆歓迎会◆ ボウバトン校の生徒はレイブンクロー、クラムとその友人はスリザリンのテーブルに着席。ダンブルドアがスピーチし、この歓迎会終了後、トーナメントが公式に開始されると告げた。 ◆ヴィーラ似の少女◆ 宴会には見なれない料理が出て来る。ブイヤベースを取りに来たボウバトン校の生徒を見て、ロンは言葉を失った。ヴィーラそっくりなのだ。 ・Bouillabaisse:ブイヤベース:南仏料理。魚介類をトマト、ワイン、魚の出し汁(Fumée de poisson)、サフランで煮込んだもの。ガーリックトーストを添える。 ・Blancmange:ブラマンジェ(ブランマンジェ):アーモンドミルクのゼリー寄せ(デザート)。 ◆3大魔法学校対抗試合の解説◆ 食後、ダンブルドア校長はトーナメントの説明をする:宴会にも同席したルド・バグマンとバーティミアス(Bartemius)・クラウチ氏も審査員として参加(審査員は計5名);代表選手は3つの課題について競い合い、それは学校年度内に間隔をおいて行なわれる;各校の代表選手は「魔法能力」「勇気」「推理力」「危機対処能力」の4つが試される;1校につき1人の代表選手が選ばれる;トーナメントはポイント制で最も多くの点数を獲得した者が勝者となる;選手を選ぶのは炎のゴブレット、などが明らかに。 ◆炎のゴブレット◆ フィルチが運んできた小箱を開けると、荒削りの木製の杯が出てくる。フチから青白い炎がゆらゆら踊っている点を除けば何の変哲もない普通の杯だ。このゴブレットは翌日のハロウィーンの晩まで玄関ホールに設置されるので、我こそはと思う生徒は名前と学校名を羊皮紙に書き、中に入れるよう指示される。尚、一度代表選手として選ばれたら心変わりは許されない。最後までトーナメントに参加する義務が生じる。 ◆Age Line:エイジ・ライン◆ 未成年の生徒対策として、ゴブレットの回りにはエイジラインが引かれる。17歳未満の生徒はこれを踏み越えて(ラインの)内側に入る事は出来ない。 ◆カルカロフの視線◆ 歓迎会終了後、ダームストラング校の生徒は宿泊先の船に向かう。カルカロフ校長はハリーを見つけ怒りと恐れの交じりあった表情をし、立ち去る。その後姿をマッド-アイは嫌悪の表情で睨んだ... ◆フレッドとジョージ◆ 翌朝多くの生徒が見守る中、Ageing potion(加齢薬)を飲んだ双子がエイジラインを越えるが、まるで目に見えない砲丸投げ選手に投げ飛ばされたように、3メートル先の石床に叩きつけられ、おまけに白い口髭も生えてきた..ダンブルドア先生に医務室に行くよう命ぜられる。既にフォ―セットとサマーズもマダム・ポンフリーのお世話になっているらしい。尚、ゴブレットに名前を入れた人はボウバトン校・ダームストラング校から来た生徒全員、スリザリンのワリントン(Warrington)、ハッフルパフのセドリック、グリフィンドールのアンジェリーナ・ジョンソン。 ◆ハグリッド◆ ハグリッドの小屋から210mほどの所に馬車が止まっていて、ボウバトンの生徒はそこに宿泊していた。ハグリッドは妙におしゃれをしている。髪をポニーテールにしようとした形跡もあり。「トーナメントの最初の課題は、見ものだぞい」と話す。宴会の時間が来るとオーデコロンをふりかけ、お目当てのマダム・マキシムと一緒にホグワーツ城へ向かった。 ◆Champions:代表選手(代表選手)◆ ハロウィーンの宴会の食事が終わると、ダンブルドアが炎のゴブレットの準備が整ったと語る。大広間のロウソクを消し待っていると、ゴブレットの炎が突然赤くなり火の粉が飛び始める。そして火炎の舌が空中に噴き出て、黒焦げになった羊皮紙が宙に舞った。。ダンブルドアがそれを手に取り読み上げる。「ダームストラングの代表選手はヴィクトール・クラム!」。同様にボウバトン校はヴィーラ似の少女・フルー(ル)・デラクール、ホグワーツ校はセドリック・ディゴリーが代表選手に決まった。選ばれた生徒は隣室へ消えて行き、ダンブルドアがスピーチを始める。しかしその時ゴブレットが再び赤くなり、舌の上に羊皮紙が置かれている。ダンブルドアが広げると、それには「ハリー・ポッター」と書かれてあった...。 | |
20 | Fleur Delacour フルー(ル)・デラクール |
ヴィーラそっくりのボウバトンの生徒。代表選手に選ばれる。銀色のブロンドが腰まであり、ブルーの大きい瞳、綺麗に整った真っ白な歯の持ち主。 |
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・original page date 4/12/2002 | |
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