The Four Champions / 4人の代表選手(競技者)

炎のゴブレットからハリー・ポッターの名前が出て来たが
拍手する人は誰もいなかった...



大広間の隣の小部屋で
ダンブルドア校長に命ぜられ隣の部屋に行ったハリー、自分はゴブレットに名前を入れてないと言うが審査員達は信じてくれず、大議論が繰り広げられる。各審査員及び先生の主張は次の通り(発言内容は順不同);
ルド・バグマン:年齢制限は特別安全措置として今年に限り設定されたもの。ゴブレットからハリーの名前が出て来た以上、彼も参加すべき。
カルカロフ校長:年齢制限がなければ、我々もより広い範囲で候補者を選出できた。残っている生徒全員の名を再登録し各校が2人ずつ代表者を出せば公平だ。
校長マダム・マキシム:ホグワーツから2人代表選手が出るのは不公平。
スネイプ先生:ポッター一人が悪い。入学してから規則に逆らってばかりいる。
マクゴナガル先生:ハリーはエージ・ラインを越えられなかった。ダンブルドア校長もハリーが年長の生徒に代理投票してくれるよう頼んだりしなかったと信じていらっしゃる。それで充分ではないか!
クラウチ氏:規則に従い、ゴブレットから名前が出た代表選手同士で競うべきだ。

炎のゴブレット
次回のトーナメントが始まるまで点火しないようにできているので、今回のトーナメントの代表選手を再びゴブレットによって選出し直すのは不可能のようだ。

ムーディー先生の主張
名前がゴブレットから出て来たらトーナメントに参加しなくてはならなくなる事を知って、誰かがハリーの名を書いた。文句の言える人がいるなら、それはハリー自身だ。誰かが賞金1000ガリオンと引き替えにポッターが死ぬのを望んでいる。熟練した魔法使いでなければ名前は入れられない。錯乱呪文をゴブレットに唱えたのではないか..と主張。結局ダンブルドア校長の「受け入れるしかない」の言葉に、4人の代表選手でトーナメントが始まることに。

Confundus Curse / 錯乱(混乱)呪文
混乱させる呪文。解説は下記参照。

第1の課題
勇気を試す試験。内容は秘密。11月24日に全生徒と審査員の前で開催。先生に助言を求めてはならない。使用できるのは杖のみ。代表選手は学期末テストを免除される。

誰も信じてくれない..
グリフィンドール寮に帰る際に、セドリックから「どうやって自分の名前を書いたのかい?」と聞かれる。ハリーは否定するが信じられてない様子だ。一体誰が何の目的で自分の名前を申し込んだのだろう? 彼を喜ばす為? 笑いものにする為?...それとも殺す為?キズが痛んだのはそのせいなのだろうか。

グリフィンドール談話室
太った婦人の友人のバイオレットが、小部屋での出来事を報告していたので、談話室に戻るとハリーは熱狂的な歓迎を受けた。皆がどうやって不正に名前を入れたのか聞いてくる。誰もハリーの言葉を信じてくれない...

ロンの態度
ベッドに戻るとロンが一人横になっていた。自分は申し込んでいないとハリーが言っても信じてもらえない。「君は今朝『(もし名前を入れるとすれば)昨晩誰も見ていない間に入れる』って言ったじゃないか」と言われてしまう。


Confundus Curse 錯乱(混乱)呪文
相手を混乱させる呪文。誰かがこの魔法をゴブレットに使い3校で争うトーナメントだということを忘れさせたのだろう、とムーディー教授は推測。3巻21章で、ハリー達がシリウスに錯乱呪文を掛けられたとスネイプ先生が主張したが、この魔法のことを指したのだろうか? 


ロンの態度
ロン(とハーマイオニー)だけは信じてくれると思ったのに、冷たい態度をとられてしまったハリー。明日になったら誤解は解けるのだろうか?(→20章)。

・original page date 4/19/2002

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